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街に翻るレインボーの旗の意味は?

これはサンフランシスコのカストロ地区です。レインボーの旗はLGBTの方々への応援シンボルです。レインボーの旗は、1978年にサンフランシスコに住むアーティストがLGBT運動家に依頼され、ヒッピー・ムーブメントや公民権運動のシンボルである「人種の旗」という5色の旗からヒントを得て作ったものです。それぞれの色には「セクシュアリティ、命、癒し、太陽、自然、芸術、調和、魂」という意味合いが込められています。

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ポップなレインボー・ベアはどこで買えるの?

カストロ地区にある米国初のLGBT当事者サンフランシスコ市市政執行委員(市議会議員)ミルク氏の元選挙事務所は、現在、人権NPOが運営するショップになっています。ポップなレインボー・グッズが豊富にそろっています。アカデミー賞受賞映画『Milk』の題材にもなったミルク氏ですが、最後は、議員の同僚に射殺され、ヘイトクライムの犠牲者となってしまいました。

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たくさんの赤い手、青い手、緑の手、黄色の手、これ何だろう?

”These hands are not for hitting.(手は人をたたくためにあるのでない)”という文章が上に書かれていますね。これは、ミシガン州にあるDVシェルターの会議室に掲げられていたものです。誰が作ったと思いますか?答えは、大変な暴力を目の当たりにし、自分自身も親から暴力を受けるなどし、お母さんと一緒にシェルターに避難してきたお子さんたちです。図画工作は子どものストレスを軽減するのに有効とされています。

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アメリカのDV加害者教育を行っている教室の壁に必ず貼ってあるものは?

DV研究の進む米国では、ペンスとぺイマーが、「パワーとコントロールの輪」としてDVの構造を解き明かしました。車輪図で一番外側にあるのが、身体的・性的暴力で、その外輪を回りやすくしているのが内輪である強要・脅し・情緒的虐待・孤立化・矮小化・子どもの利用・男の特権の利用・経済的虐待といった精神的暴力や経済的暴力で、車輪の中心にあるのが力の行使を可能にする社会の性差別構造と言われています。これを使い、加害者は自分を振り返る学習をします。

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主な担当科目

社会学/ジェンダー論/家族論/地域ブランド論/流行論/リサーチリテラシー 他

 
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なぜなぜ イロイロ