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野菜から食べ始める

食事の最初に野菜を摂ると、食物繊維が糖や脂質の吸収を緩やかにし、血糖値の急激な上昇を防ぎます。これにより、満腹感が持続しやすくなり、ダイエットに効果的です。さらに、食後の眠気を防ぐこともできます。また、食物繊維は消化がゆっくり進むため、食後の血糖値の上昇を緩やかにする役割を果たします。

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次にタンパク質食品を食べる

タンパク質は消化が遅いため、糖の吸収が緩やかになり、食後の血糖値の急激な上昇を防ぎます。さらに、タンパク質の摂取によりインスリンの分泌を抑え、脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。また、タンパク質を摂取することで満腹感が得られ、食べすぎを防ぐことで食事全体のカロリー摂取量を調整するのに役立ちます。

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最後に炭水化物を食べる

食事の最初に炭水化物を摂ると、急激な血糖値上昇を引き起こす可能性があります。そのため、食事の最後に炭水化物を摂ることで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。また、精製された白米より、玄米や麦ごはんの方が食物繊維を多く含むため、血糖値を抑えることができます。

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「食べ順」を活用して、バランスよく食べる

ダイエットを気にして、ただ野菜だけ食べてごはんやおかずは食べないという食生活では、タンパク質やカロリーなど他の栄養素が不足してしまいます。食べる順番を活用して血糖値を抑え、バランスの良い食生活を送りましょう。
また、早食いや夜遅い時間の食事も血糖を上昇させます。 食事は20分以上かけてゆっくり食べることを心掛けましょう。どうしても夕食が遅くなるときは2回に分けて、炭水化物は早い時刻に食べましょう。

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主な担当科目

栄養管理プロセス論/臨床栄養学Ⅱ/在宅栄養管理論/栄養評価管理実習 他

 
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