家庭科教員を目指す4年生。実技試験の対策もしています。

昨年度、家政学専攻では7名の学生が家庭科教員の採用をいただき、この4月から中学校や高等学校で教員としてのキャリアをスタートさせています。

(在学中のインタビューはこちら。)

愛知県高等学校教諭(家庭)内定

愛知県教員採用試験(中学校教諭(家庭))内定

岐阜県教員採用試験合格

 

今年も先輩に続けとばかりに、家庭科教員を目指す学生が教員採用試験の勉強を頑張っています。

7月の一次試験では筆記試験がメインとなりますが、二次では実技試験や面接が行われるので、そのための対策も必要。被服や調理の先生にサポートをいただきながら力をつけていきます。

この日は過去に岐阜県で出題された被服の問題に挑戦してみました。時間は50分。「シャツブラウスのすそを仕上げる」という課題でした。

 

 

終了後、被服担当の平岩先生に評価していただきました。
「見た目は良いが、『見返し』の始末の仕方が間違っている」
「アイロンのかけ方が甘い」
「ボタン付けの糸が長すぎる」
など、仕上がりについてだけでなく、制作の途中経過についてもしっかり見ていただき、アドバイスをいただきました。

 

学生の感想です。
「毎回やっていると疑問が出てくるが、こうやって教えてもらうとそのつど解決できるし、途中経過も見てもらって指摘してもらえてありがたい。」
「以前は完成まで行きつかなかったが、今回は完成することができた。」

実技試験対策では、完成度を高めることだけを目標にするのではなく、実際に教える場面で生徒の立場に立っているかを意識して練習します。今後も筆記試験対策同様、実技試験対策を家政学専攻全体で行っていきます。