
キャンパスブログ
管理栄養学科 専門分野「臨床栄養学Ⅱ」の授業を紹介します。
医療現場では医師をはじめ、様々な医療の専門家が様々な観点から患者の治療、予防にあたり個人のQOLの向上を目指しています。
この科目では、管理栄養士としての専門的な所見から、傷病者や要介護者の栄養状態の特徴に基づいた栄養管理について理解を深め、さらに疾病の治療・増悪防止や栄養・食事支援を目的として、個別の疾患・病態や栄養状態、心身機能の特徴に応じた適切な栄養管理(栄養ケア)の方法について学びます。
この科目は3年生が受講。
骨粗しょう症、くる病、骨軟化症、ロコモティブシンドローム、サルコペニア、フレイルについての「症状、原因、治療方法」を学びました。
特に、治療方法においては管理栄養士・栄養士ができる役割を確認。
栄養管理計画…
治療ガイドラインと食事摂取基準との比較…
1,2年生に受講した科目とのつながりも関係することから、ときおり学生に質問し、知識が定着しているかを確認する様子も。
また、ロコモティブシンドロームを検査する「立ち上がりテスト(下肢筋力をしらべる)」の方法を実践する場面も。
「臨床栄養学」を学ぶことは、
健康と食事の関係についての知識を身につけることで、将来の職業等において「食事療法」などにも活かすことにつながります。