「算数科教育法」の授業で矢作北小学校へ行きました。(こどもの生活専攻)

こどもの生活専攻3年の「算数科教育法」です。
「算数」という教科について指導法を研究したり、実際に模擬授業を行います。

この日は、大学の近隣にある矢作北小学校3年生のクラスで、担当の和田准教授が算数の授業を行い、学生もその様子を見学しました。

 

単元は「あまりのあるわり算」。
「こぶた、たぬき、きつね、ねこ」と4つの動物を繰り返し歌うことで、4で割り切れない数字の存在を意識します。8番目の動物は何?という問いに、順番に動物を数えて答えを出していたのに対し、18番目23番目と数が大きくなり数えることが大変になると、わり算を使うと便利だということに気づいていきます。そして、何の動物かを求めるのに大切なのは、わり算の「答え」ではなく、「あまり」であることに気づいていく、という内容です。

 

学生たちは事前に指導案に目を通して授業の流れはつかんでいますが、実際に小学生に指導する場面を見ることができるのは、非常に貴重な経験。

 

 

子ども達にどんな問いかけをしていくか、思いもよらない子どもの答えを授業にどう取り込んでいくか、など、多くのことを吸収して、来年の教育実習に活かしていきます。

 

矢作北小学校のみなさんとは、これまでも学生がボランティアとして授業のサポートなどをさせていただいたり(エクスターンシップ)、小学生のみなさんがキャンパス見学に訪れた際に案内をさせていただいたり、様々な交流をさせていただいています。

今後もいい連携が続くよう期待しています。