小学校教員採用試験「合格」(こどもの生活専攻)

本多 穣亮さん
家政学部こどもの生活専攻

2020年度愛知県教員採用試験(小学校教諭)へ合格した家政学部こどもの生活専攻の学生さんを紹介します。

採用試験に向けて

本多「実は、大学1.2年生の時はあまり真剣に勉強していなかったです。その気持ちがガラッと変わったのが大学3年生の時、大学近くの小学校へエクスターンシップに行ってからです。」

※エクスターンシップとは、本学独自の教育・保育現場へのボランティ活動。小学校教諭をめざす者は、大学周辺の小学校へ授業補助なども行う。

 

小学生「先生が来てくれるのが週に1回だけだからもっと来てほしい~」

本多「エクスターンシップはすごく楽しかった!この子たちにもう一度会いたい!そのためには採用試験に合格しなければと。採用試験に対する気持ちが大きく変わりました」

試験合格に向け、生活を一変。「アルバイトを全部辞め平日の勉強時間と休日の勉強時間を確保」また、勉強へのモチベーション維持のために、「目に入る場所に子どもたちからもらった写真や手紙を置いていた」と。

勉強以外にも大学1.2年から子どもたちに関わるボランティアに参加すること。早い時期に子どもたちに接することでより教員になりたいという思いが固まり、受験勉強も計画的に進めることができると。

勉強方法については、

本多「自分は書いて覚えるタイプなのでとにかく、参考書を書き写しました。他の人から見たら「ちょっと、大丈夫か?」と思われるほど(笑)。」

10冊をはるかに超える参考書、付箋の色にも工夫を。寒色系は「できるようになった」ところ。暖色系は「よく間違える」ところ区別して勉強したそうです。

学泉大学の「面接指導」によって自信が持てました

面接対策にも時間を費やした本多くん。学内だけでなく、他大学の人も集まる「面接合宿」にも参加して対策をしたそうです。

本多「他大学の学生さんの受け答えは、あまりにもすばらしくて。でも、そこで感じたことは心から伝えたいことを言うこと。自分はどのような教育者になりたいのか、面接対策を始めた当初は明確に回答することができませんでした。そこから、「教育の本質」って何だろうと真剣に考えるようになって。指導教授の研究室にもこの言葉を書きました。それを眺めながら指導教授と何時間も語り、あの時間があって面接にも自信が持てるようになりました」

本多「愛知学泉大学には、自分の夢を応援してくれる、何時間でも何日でも付き合ってくれる先生がいます。小学校教諭を目指したい人は是非頑張ってください」