企業懇談会2018

学外実習などで地域の方々と協同活動を行い、それによってどのような成果が得られたか、自身の社会人基礎力と絡めて発表を行う「企業懇談会」。毎年数多くの企業の方々にご覧いただいています。今年は現代マネジメント学部から1チーム、そして家政学部からも初めて1チームが登壇しました。11月13日(火)、会場である名古屋観光ホテルにお集まりいただいた方は約110名と、今年も昨年を上回る数となりました。

まず1組目の発表は家政学部 家政学専攻3年生のみなさん。「生活スタジオ」という授業で4月から取り組んでいる3つのプロジェクトが、それぞれ時間を分担して発表しました。

★「『だもんで』編集部」プロジェクト(活動の一部はこちら
★「Designers」プロジェクト(活動の一部はこちら
★「餡(あん)project」(活動の一部はこちら

2組目は現代マネジメント学部 田中ゼミ3年生のみなさん。
★「商店街活性化プロジェクトにおけるイベント協働実践報告」(活動の一部はこちら


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緊張しながらも練習の成果を十分に出し切った学生達は、発表後の懇親会にも参加し、企業の方々と多くの交流を図りました。発表についてたくさんの感想と賛辞をいただき、「ぜひ一度、会社説明会に来て下さい」などと声をかけていただく機会は年々増え、何十枚も名刺をいただいたという学生もいます。中には具体的な進路の分野が決まっている学生が「あの企業の担当者とお話したい」と希望し、実際にその場で実現した人もいます。

以下は企業の方の感想です。

・このような雰囲気での学生発表は初めて。学生発表ということではインターンシップ発表会には多く参加している。しかし、内容も含め、ここまで完成度の高い発表は初めて。
・商店街や町の様子、和菓子、作業服など、身近な話題ですが学生達の取り組みの凄さを感じた。
・“だもんで”のフリーペーパー作成は、社内報の活用につながる。
・商店街とのイベント開催は、いろいろな職種、年代の方と交流が出来たことでこれからの社会で必ず役立つことと思います。
・先生の指導も立派であるが、それに着いて行く学生も立派です。
・毎回参加しており、寝てしまう時もある。しかし、今回は楽しく話を聞くことができた。
・面接試験などでは解らない一面を見る事が出来た。学生から採用試験チャレンジの意思表示をいただいた。来春のチャレンジを楽しみにしている。

 

毎年、懇親会が終わった後の学生たちは「本当に楽しかった」と口にします。発表直後には緊張して思うようにできなかったと落ち込んでいた学生も、懇親会で多くの方から声を掛けていただき、改めて自分たちがやってきた活動に誇りと自信を感じることができるようです。誰もが笑顔で終えることができる、今年もそんな1日となりました。