家政学専攻2年の「カジュアルクッキング実習」です。
1年次に受講する「基礎調理実習」では、スタンダードな献立をつくりながら基礎的な調理技術を身に付けていきますが、この「カジュアルクッキング」では、特定の食材や調味料に注目したり、お洒落な盛り付けを考えるなど、調理をより身近に楽しむことができます。
教えてくださるのは、フードコーディネーターとして活躍されている小林美香先生。
この日はカフェで出されるような、見栄えの良いワンプレートの盛り付けがテーマでした。
・大きめのお皿を使うとよい
・盛り方に高低差をつけてメリハリをプラスする。
・プレートの上に、副菜などを入れた小さな器を乗せるのも効果的
など様々なコツを教えていただきました。
メニューは「きのこのミートローフ」「かぼちゃのサラダ」「きのこのクリームスープ」「自家製マヨネーズ」。調理の手順をデモンストレーションしていただいた後は、各自グループの人数分を作ります。
器やピックなどもグループごとに自由に選べるので、盛り付けもそれぞれ個性が出ます。
ちなみにクリームスープには、牛乳ではなく豆乳を使いました。岡崎市に本社のあるマルサンアイさんから提供いただいたもので、クリーミーながらもあっさりした味わいのスープになりました。
また別の回のメニュー「マスタードチキン」「エリンギとベーコンのトマトソースペンネ」では、チキンを豊橋の丸トポートリーさんから、チキンの味付けに使った調味料「白だし」は碧南市にある七福醸造さんから提供いただきました。イタリアンなのに、和の調味料が合うというのも新鮮です。
食材の新たな活用法も学べる「カジュアルクッキング実習」。2年生の時に時間割などの関係でこの授業を選択しなかった学生が、3年で改めて受講したい、という人もいるぐらい人気の授業です。