PICK UP 授業
新たな学び「データサイエンス・AIリテラシー」科目を新設!
家政学部においてAI技術、知識を習得し、
ビッグデータの活用、進化するテクノロジーに対応できる人材を育成します。
デジタル社会においては、数理・データサイエンス・AIを適切に理解しそれを活用する能力を身につける必要があります。データ処理や統計解析だけでなく、情報セキュリティ、情報漏洩等についても理解し、めざす将来で活かせる知識・技術を身につけます。
専門実践実習
医療の高度化・複雑化への対応、超少子高齢社会に対応できる管理栄養士を育成するため、さらなる専門職の人材育成・資質向上をめざします。将来の進路を明確にし、3つの分野から選択して1年間の活動を行います。
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医療や高齢化社会への貢献
疾病治療・重症化予防
[ めざす分野 ]
[ 発揮する専門知識 ]
- 健康家族になろう
~かんたん、おいしい、スリムクッキング~
- 専門実践実習として、安城市での健康教室を開催しました。健康問題や特産物の調査を行い、調理実習やゲームのメニューを考案。市役所の方と連携し、実際に参加者とコミュニケーションを図ることで、実践的な学びを得ることができました。この経験を通じて、市民の方との関わりの重要性を実感しました。
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健康増進、生活習慣の改善へ貢献
疾病予防
[ めざす分野 ]
[ 発揮する専門知識 ]
- 健康ステーション栄養相談
- スポーツをする人々を対象に栄養相談を実施しました。相談内容に応じて、学んだ知識を活かして説明するのですが、対象者によってアプローチが異なることを学びました。試行錯誤の結果、相談者から感謝の言葉を頂いた時はとても嬉しかったです。この経験を通じて、さらなる知識の習得が必要だと実感しました。
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地域の食に関する問題解決に貢献
食育・食環境
[ めざす分野 ]
[ 発揮する専門知識 ]
- プレコンセプションケア
- 専門実践実習では「プレコンセプションケア」の啓発活動を行いました。プレコンセプションケアとは将来の妊娠のための健康管理を促す取組み。地域の健康問題への理解を深め、朝食欠食や貧血の改善を目標に、大学祭では栄養相談を実施し、参加者の健康意識を高めることができました。この経験を通じて、チームでの協力や計画の重要性を学びました。
アップグレード科目
「栄養」、「医療」、「福祉」といった知識に加え、「運動やスポーツ」などの現場に対応できる管理栄養士を養成するため、様々な分野について学べる新たな科目がスタートします。

- ■ 健康運動実技
- 「健康運動実践指導者」の資格取得に向け、ウォーキングやジョギング、エアロビクス、水泳・水中運動などの指導法や、安全で効果的なプログラム作成を学びます。

- ■ 食物とアレルギー
- 乳幼児の約5%が食物アレルギーを持つと言われています。食物アレルギーの起きる仕組みやアレルゲン等の基礎知識、検査方法などを学びます。

- ■ 商品開発論
- プラスαの資格となる「商品プランナー」をめざす科目。消費者のニーズを敏感にキャッチし、満足感を与える商品を企画・開発し、販売を行う際に必要となる基礎的知識を修得します。

- ■ 健康栄養情報処理演習
- 食事の栄養成分を算定するためのアンケート調査を実施し、専門の統計ソフトを用いて解析します。その過程をグループごとにまとめ、発表し、意見交換を行います。
主な授業
- ■ 臨床医学
- 医療・介護をはじめとした様々な領域における栄養管理をするために、加齢・疾患に伴う変化、診断、治療について総論を学びます。
- ■ 臨床栄養学
- 傷病者や要介護者の栄養管理の基礎知識を理解し、疾患や栄養状態に応じた適切な栄養管理について学びます。
- ■ 運動生理学
- 運動実施時、一過性の生体反応や継続的なトレーニングによって身体機能がどのように適応するかを運動生理学の視点から学習します。
- ■ 栄養カウンセリング
- 心やストレスの仕組みを知るとともに、自己分析を行い、クライアントの気質や気持ち、 感情のメカニズムを理解します。行動療法や栄養面談法の習得をめざします。
- ■ 食品学
- 食品中の栄養成分と化学的特性について学びます。また、食品が加工、調理、保存される過程での成分の変化や、それが人体に与える影響についても学習します。
- ■ 公衆栄養学実習
- 地域や社会集団の健康・栄養情報を収集・分析し、科学的根拠に基づいた解決策を実践する能力を育成します。また、グループごとに公衆栄養プログラムを立案し、プレゼンテーションを行います。
- ■ 生化学
- 五大栄養素、核酸の構造と機能、生体内で数多く行われている化学反応を調節する酵素・ホルモンの作用や特徴について学修します。
- ■ 基礎栄養学実験
- 基礎栄養学の知識を応用し、5大栄養素の性質や体内での代謝について学びます。実験を通じて、栄養素と生体の関係を自分自身で確かめ、科学的思考を養います。
- ■ 応用栄養学実習
- 各ライフステージの症例に基づいて栄養ケア計画を作成し、食品構成と献立作成のプロセスを演習します。また、その献立に基づいた調理実習も行います。
- ■ 給食経営管理実習
- 献立作成、食材発注、検収、供食、評価などの知識と技能を習得し、100食以上の大量調理を実際に体験します。