保育実習の心構えについて

家政学部こどもの生活専攻では、実習に備えて小児保健実習室に、絵本、パネルシアター、エプロンシアター、参考書物などを展示し、大勢の学生の目に触れるよう工夫されていました。

2月は2・3年生が「保育実習」に行くので、実習前に見ておくと少しでも不安を取り除けるのではないかと始めたこの企画は、すべての学生にとても好評です。

この日は、古川先生の来年度の研究生を対象にした事前指導を行っていました。

古川先生は、学生に対し保育園・幼稚園とはどんなところなのか、また、実習ではこんなところを見てくるとよいなど着眼点をアドバイスしました。学生たちは、先生の話をメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。

教室に並べられた書物は、先生の配慮で今の時期に関するもので、「指導案の書き方」、「あそび」、「歌」など2月の実習で活かせるものばかりでした。

また、この実習を通して卒業論文のテーマのヒントを見つけてくれば、じっくり卒業論文に取り組めることも併せて指導していました。

この事前指導で、実習前の緊張が少し和らいだのではないでしょうか。

参加していた学生に話を聞くと、「何をどうしたらいいのか不安ばかりでしたが、先生の話を聞いて下準備をすることができます。頑張ってきます!」と強い意気込みを聞くことが出来ました。