学泉の学びレポート #33|病院で働く管理栄養士――栄養指導,NST,そして“人”に寄り添う力

📘✨\病院の管理栄養士って,どんな仕事をしているの?/✨🏥
こんにちは!学生募集室の運営23号です🕊️
今回は,管理栄養学科1年生の授業《管理栄養士への道》第11回を取材しました🎤
この授業では,卒業生の先生の講話を3回連続で行う予定。
第1回目となる今日は,病院で働く先生にお話を伺いました👏✨

 

🎓スポーツ栄養から病院勤務へ
先生は,学生時代サッカーをしていたことからスポーツ栄養に憧れていたそうです。
けれど,実習を重ねるなかで病院や臨床現場に魅力を感じ,卒業後は病院で働く道を選んだとのこと。進路の変化に,学生たちも「なるほど!」とうなずいていました😊

 

🍚 糖尿病と栄養指導のお話
病院での管理栄養士の仕事として,まず紹介されたのが糖尿病の栄養指導。
「糖尿病が進行すると,透析が必要になることもある。だからこそ早めの食事管理が大切です」との言葉に,教室は一気に引き込まれました。

食品交換表を使ったカロリー計算も体験し,「自分でやってみると意外と難しい!」という学生の声も。
患者さんが自分で計算できるようになるように指導することの大切さが,実感を伴って伝わってきました✨

 

👩‍⚕️ チーム医療を支えるNST
さらに話題は,先生が所属する「NST(栄養サポートチーム)」へ。
手術後に起こりやすい低栄養を防ぐため,週1回のカンファレンスで医師・看護師・薬剤師らと議論し,栄養面からのアプローチを提案するそうです。

「栄養の視点でチームをリードすることもあるんです」という言葉に,学生たちも真剣に耳を傾けていました。

 

🚑 早期栄養管理と特定保健指導
そのほかの業務として,救命救急センターでの「早期栄養管理」や,40〜74歳を対象とした「特定保健指導」についても紹介されました。

「毎日150kcal減らすと,3か月で約2kgの減量につながるんですよ」という具体的な数字に,学生からは「わかりやすい!」と声があがっていました📓✨

 

🌱 学生へのメッセージ
最後には,在学中にやっておくべきこととして,
「人体の構造と機能をしっかり学んでおくこと」
「栄養価計算のスキルを磨くこと」
「大学生活を楽しみながら,活動に積極的に参加すること」
などのアドバイスがありました。

「国家試験合格はゴールではなくスタートライン。その先を見据えて学んでください」
という言葉が力強く響き,学生たちの表情も引き締まっていました✨

 

💬 質疑応答から
質疑応答では,
「患者さんとの関係をどう築くのか」
「他職種との連携は難しくないか」
といった実践的な質問が飛び出しました。

先生は
「褒めることも大事」
「意見を出しやすい雰囲気をつくること」
と,経験に基づいたリアルな答えを返してくれました。
教室はうなずきとメモでいっぱいになり,学びの濃さが伝わってきました📖✨

 

✨まとめ
病院で働く管理栄養士は,患者さんに寄り添いながら専門性を発揮し,チーム医療の一員として大きな役割を担っています。
学生たちにとって今日の講話は,未来の自分を具体的に思い描ける大切な時間となりました。

次回はまた別の職域で活躍する卒業生の先生のお話をお届けします。どうぞお楽しみに!

 


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