学泉の学びレポート #08|キッチンカーのルーツはここから?――管理栄養士の歴史とこれから

📚✨\管理栄養士って,いつから?どんな人?――歴史と倫理から学ぶ専門職の在り方/✨📚
こんにちは!学生募集室の運営23号です🕊️
今日も,愛知学泉大学・愛知学泉短期大学で行われている講義の様子をお届けします!

今回取材したのは,愛知学泉大学 管理栄養学科の《管理栄養士への道》第4回講義です📖
テーマは,「管理栄養士の歴史と職業倫理」。
知識だけでなく,専門職としての姿勢にも目を向ける,とても大切な内容でした✨

 

🙋‍♀️まずは,ちょっとしたクイズから!
講義の冒頭では,学生の関心を引き出すクイズ形式のウォーミングアップが行われました♪
「管理栄養士と栄養士,どっちの資格が先につくられた?」などいくつかの問いに,
学生たちは挙手で参加しながら,楽しく導入に取り組んでいました😊

 

🕊️資格の背景をたどる「制度の歴史」
続いて紹介されたのは,管理栄養士制度の歩み。
一見なじみのない話題にも見えますが,時代ごとのトピックをたどることで,
学生たちは自分のめざす職業が社会とともに形づくられてきたことを実感していたようでした。
・1926年:「栄養手(えいようしゅ)」という日本初の栄養関連資格が登場
・1945年:「栄養士」制度が制定され、戦後の食と健康を支える専門職に
・1954年:「栄養指導車」が全国に配備され、地域への栄養支援が本格化
                      ↳ 大学にやって来るキッチンカーのルーツとも言える存在です🚐✨
・1962年:「管理栄養士制度」の構想がスタート
・1985年:「管理栄養士国家試験」が初めて実施され、現在の制度が確立

制度が社会の中でどんな役割を果たしてきたか,
そして管理栄養士という仕事がどれほどの積み重ねによって今に至っているか――
その“歴史の重み”を学ぶ大切な時間になっていました。

 

🌱専門職として大切な“姿勢”を考える
後半は,職業倫理についての講義。
まずはグループワークで,
「管理栄養士に求められる倫理とは?」というテーマについて,
学生たちが自分たちの言葉で意見を出し合いました🗣️✨

その後,先生から紹介されたのが,
・「管理栄養士・栄養士倫理綱領」
・「社会で必要とされる行動特性(=コンピテンシー)」

「コンピテンシー」という言葉は,初めて聞く学生も多かったようですが,
“知識を持っている”だけでなく,“どう行動できるか”が大切だという話に,
うなずく姿が多く見られました。

 

✍️“わからない”をそのままにしない力
講義の最後には,「専門的実践能力評価シート」を使った自己評価ワークを実施。
学生たちは,40項目の専門的行動について,
「意味を理解しているか?」「自分はどれくらいできるか?」を,
辞書などを使って確認しながら丁寧に記入していました📄

先生からは,
「『分からない』という状況を理解することが大事」
というメッセージも。

資格を取ったら終わりではなく,
“学び続ける姿勢”こそが専門職にとっての出発点であることが伝わる,とても意義深い時間でした🌱

🔜次回は「職域」へ!
今回の講義では,
「歴史を知る」「職業倫理を考える」「自分の理解をふりかえる」
という3つの軸から,管理栄養士という仕事の“芯”を育てる時間となりました。

愛知学泉大学の管理栄養学科では,
社会に必要とされる“3本柱”の力(治療・予防・食育)を育てながら,
自信を持って現場に立てる人材を目指して,日々の学びを積み重ねています💪✨

次回のテーマは,「管理栄養士の職域とその内容」。
自分の未来の姿が少しずつ輪郭を帯びていくような,そんな授業が続いていきます😊

📢次回のレポートも,どうぞお楽しみに🕊️