地域栄養・食育政策論実習【管理栄養学科】

管理栄養士専攻(現:管理栄養学科)の4年生が、地域栄養・食育政策論実習として、煮みその普及を目標にレシピ考案などを進めています。

➡ 煮みそは愛知県の郷土料理です。

3班に分かれ、「家庭に煮みそを普及、野菜摂取量増加」「四季の煮みそレシピの提案・普及活動」「若い世代への認知度UP」など各班それぞれの目的・方針に沿って企画立案からレシピ考案、普及活動を自主的に計画しています。

これまでの授業では、岡崎市保健所様ご協力のもと、味噌づくりを体験させていただいたり、
岡崎市の八丁味噌メーカー・株式会社まるや八丁味噌様、株式会社カクキュー八丁味噌様にご協力いただき味噌蔵を見学させてもらうなど味噌についての知識を深めてきました。

今回の授業では、これまでの授業を活かしながら、考案したレシピの試作を行う班、普及活動のためのツール制作について企画を練る班、レシピ考案する班などそれぞれが目的ごとに活動していました。

第1回目の試作に挑戦した班では、白玉粉を使用した生地の中に味噌とチーズを入れて揚げたチーズボールや、だしを加えたホットケーキミックスを焼いた生地に味噌をサンドしたものなどの試作を展開しました。

 

砂糖は使わず、じっくり炒めたたまねぎの甘さが加わった味噌にチーズがよく合うチーズボールは、若い世代への人気も期待できそうです。

先生からは、各班へカロリーや塩分量などについての指摘も。
管理栄養士専攻として栄養バランスも考えながら、伝統的な郷土料理である煮みそのレシピ考案や普及活動に向けて授業を重ねていきます。