スタジオ報告会①オカザキノミカタ(家政学専攻)

家政学専攻(現:ライフスタイル学科)が3年次に1年間かけて行う体験型授業「スタジオ」。
チームに分かれ、地域社会や企業とコラボレーションしたプロジェクトへ主体的に取り組み、地域活性化に貢献することを目標としています。

今回は、進行している2つのプロジェクトそれぞれのスタジオ報告会を行いました。
今年はコロナウイルス感染拡大防止の観点からリモートでの報告会とし、1、2年生が配信を聴講するというかたちで実施しました。

プロジェクト2つのうち1つを紹介します。


オカザキノミカタ(岡崎の新しい「見方」を発見し、この街の「味方」になるの2つの意味)
岡崎市の「エモい」写真と文章でフォトブックを制作するプロジェクト。

昨年の先輩のスタジオ「岡崎かわいい探検隊」(家政学専攻の学生3名が岡崎市内のカフェなどかわいいスポットを取材、ガイドブックを発行)に感銘を受け、「かわいい」に代わる何かで岡崎市の魅力をアピールしたいと思った。
話し合いの結果、「エモい」という視点と感覚を使って岡崎を紹介したフォトブックを作成する企画を考えた。
写真と短い文章でエモさや街の魅力を伝えることを目指す。

 

写真担当と文章担当に分かれた計7名のグループで構成されており、今までに岡崎市内の駅や公園などで撮影。

「エモい」という言葉の意味をメンバー内で統一させるため話し合いを行い、写真や映画、CM、音楽など、様々な角度から何が「エモい」のか分析。

春以降、新型コロナウイルスの影響で活動が進められなかった時期は、ミーティング、写真や文章の勉強を行い、各自が見つけた「エモい」の参考資料を共有。

風景ばかりではストーリーが出来難いため、『岡崎に通う2人の大学生(物静かな男子学生と元気な女子学生)』というキャラクターを設定し、フォトブックをストーリー仕立てにすることに。


今回のリモート発表会を聴講していた1、2年生からは沢山の質問が寄せられました。その内容の一部を下記にまとめました。

Q.写真班と文章班を分けると統一感がなくなるのでは?
A.その場所に7人全員で行っているので感覚(写真、文章)は共有できている。

Q.キャラクターを設定したことで「エモい」のほうが薄れるのでは?
A.それも悩んだが、人物に焦点を当てすぎずに人物抜きの写真も入れて全体のバランスを調整している。

Q.撮影場所の選定方法は?
A.人物設定を「岡崎市松本町出身の2人の大学生」としているので、2人が行きそうな場所で撮影している。

今回のスタジオは、すでに下記のSNSでも発信しています。

インスタグラム

ツイッター

1、2年生からは「共感できる」「SNSの活用がよい」と多くの声が上がっていました。

紙媒体であるフォトブックは2021年4月の発行をめざし、大学や撮影協力いただいた場所への設置を予定しています。