商品プランナーをめざす(管理栄養士専攻)

管理栄養士専攻3年生のキャリア教育の科目 商品開発・品質管理論 (担当:舘教授)について紹介します。

この科目は「商品プランナー」の資格取得をめざし、講義と実践から学びます。

今回は、市販されている加工食品について、「違い」を調査する方法を学びました。

方法は、

①4グループに分かれ、「レトルトカレー」「ヨーグルト」「カップ焼きそば」「500mlお茶」について試食・試飲。

②各自試食・試飲した食品の味(甘い、辛い、濃い、薄いなど)や色(※色は特別の機器を使い、色の濃さを指数として評価しました)、食感などをマトリクス図(下記画像)に示す(専門用語:ポジショニング)。

③各自で示したポジショニングに対して、グループで議論し、グループとしての評価を1つ作成。

このポジショニングは、各食品のターゲット(男性向き?女性向き?年齢、地域など)を検証したり、「新商品を開発」するための指標となります。

学生は、それぞれの味覚の違いを図表で知ることができ、新しい発見がある楽しい授業です。

 

※家政学部家政学科管理栄養士専攻は、2020年4月より家政学部管理栄養学科としてスタートします。