7月1日、「食品・メニュー開発実習」の授業を選択している管理栄養士専攻4年の学生が、「岡崎げんき館」で「親子料理教室」を行いました。
これまでの3年間で学んだ食品学や調理科学、商品開発学の知識を活かして、「三河地域の食材を使った料理とデザートを提案する」という取り組みで、食に関する企画力やプレゼンテーション力の修得を目的としています。
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どんなメニューにしたら参加していただくみなさんに楽しんでもらえるか、コンセプトはどんなものにしたらいいか、当日まで何度も試作し、話し合いました。また調理の前後に行う「食べ物クイズ」についても事前に披露し合い、検討しました。
当日のメニューはこの3点になりました。親子で楽しんで調理できるだけでなく、子どもたちが喜んで食べてくれるようなものになりました。
以下は当日の様子です。
まずは作り方の説明。みんな学生たちの説明を一生懸命聞いてくれました。
最初はアイスクリームづくり。抹茶も混ぜました。
ちょっと難しそうですが、アイスクリームのコーンづくりにも挑戦。熱いので軍手をして…。
ハンバーグに入れる野菜を切ってみたい人!に答えてくれた子も。焼くのもお手伝いしてくれました。
そうめんの飾りつけは一番楽しそうでした。星はうす焼き玉子を、織姫と彦星はハムを型抜きしました。
お父さんお母さんはなるべく手伝わず見守っていましたが、たまには一緒に…。
こちらは食べ物クイズ。今日のメニューに関するクイズを三択で答えてもらいました。
参加した親御さんからは、こんな感想をいただきました。
・学生さんの丁寧な対応が嬉しかったです。
・子どもでもつくりやすいようにメニューも工夫してあって楽しかったです。
・ハンバーグにセロリを入れることがなかったのでびっくりしましたがおいしかったです。
・家庭での料理のお手伝いの良いきっかけになりました。
メニューを考案する、という開発力やプレゼン力だけでなく、今回のように複雑なタイムスケジュールの中で動くこと、また子ども達の予想できない動きに臨機応変に対応していくこと、などなど様々な力が必要となりました。
管理栄養士として社会に出たときに必ず役立つに違いない、そんな一日となりました。