重要なお知らせ
愛知学泉大学短期大学部 2028年度以降の学生募集停止について
日頃より、学校法人安城学園の教育活動に対しまして、ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、学校法人安城学園(以下「本学園」)は、設置する愛知学泉大学短期大学部(以下「短期大学部」という。)について、2028年度以降の学生募集を停止することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
短期大学部は、愛知県三河地域を基盤として、1950年に安城学園女子短期大学として設置されました。その前身である1930年設立の安城女子専門学校以来、長い歴史を歩み、これまでに2万4千余人の卒業生を社会に輩出してまいりました。卒業生の多くは、地域社会をはじめ各方面で活躍しています。本学園は、短期大学部の教育を将来にわたって維持・発展させるため、これまでさまざまな改革に取り組んできました。第三期経営改善計画に基づき、「智性・徳性・身体・感性・行動」と「自ら学ぶ・共に学ぶ」という教育の充実を図るとともに、自学・共学システム「学びの泉」教育を開発・実践してきました。また、「未来への基盤づくり」の一環として、数理・データサイエンス・AI(人工知能)リテラシーレベル教育を全学で導入しました。
学生募集においても、マーケティング・オートメーションを活用した個別最適化型の募集活動など、新たな取り組みを進めてまいりました。
しかしながら、18歳人口の減少、四年制大学志向の高まり、専門学校等との競合などを背景として、短期大学部の志願者・入学者は減少を続けています。2024年度以降の入学定員充足率は概ね48~68%で推移しており、現時点では2027年度の入学者数についても入学定員を大きく下回ることが見込まれています。
また、2024年度以降、教育活動に係る収支も支出超過となっており、現在の教育体制を将来にわたって維持することは難しい状況となっています。
こうした状況を踏まえ、本学園は、2026年9月29日開催の理事会において、短期大学部の今後の運営について慎重に検討・協議を重ねました。その結果、短期大学部の教育を単に縮小・終了するのではなく、現在在籍する学生の学修機会と卒業後の進路を確実に保障するとともに、これまで培ってきた教育資源を将来にわたって活かすため、2028年度以降の学生募集を停止することを決定いたしました。
今回の募集停止によって、現在在籍している学生と2027年度4月に入学される学生の教育や卒業が損なわれることはありません。本学園は、現在の在学生および2027年度入学生が、必要な教育を受け、所定の課程を修了して卒業できることを最優先に、短期大学部の教育活動を継続します。
また、食物栄養学科の栄養士免許資格取得、幼児教育学科での幼稚園教諭免許並びに保育士資格取得、生活デザイン総合学科の自己実現を見据えた特徴的な学修領域の教育課程についても、必要な教育・支援体制を継続します。
就職をはじめとする卒業後の進路についても、これまでと同様、学生一人ひとりに寄り添った支援を行い、教育機関として責任を持って対応してまいります。
重ねて、2027年度に短期大学部への入学を希望される皆様についても、入学後の教育・資格取得・就職支援から卒業まで、責任を持って対応いたしますので、安心してご進学ください。
今回の募集停止は、これまで短期大学部が培ってきた教育を失わせることを意味するものではありません。短期大学部が長年にわたり大切にしてきた、「学生一人ひとりに寄り添う教育、資格取得を丁寧に支援する教育、地域社会と連携した教育、学生の可能性を引き出す教育」などの教育文化は、本学園が大切にしてきた重要な教育資源です。これらの教育文化、教育資源、地域とのつながりを、愛知学泉大学家政学部へ集約・再編集し、次の時代の大学教育として継承・発展させていきます。短期大学部で培ってきたものを終わらせるのではなく、これからの時代に必要な教育へと組み替え、次の世代につないでいくことが、本学園の責任であると考えています。
本学園が設置する愛知学泉大学家政学部は、これまで培ってきた家政学教育を基盤として、現在の3学科をリニューアルし、「AIと生活する時代の家政学部」を目指していきます。AIは、情報系の専門分野だけのものではありません。
AIとともに働き、AIとともに学び、AIとともに生活する時代において、私たちは「どのように生きるのか」「どのような生活をつくるのか」「自分や地域の暮らしをどのようによりよくしていくのか」を考える必要があります。その意味で、家政学は、これからの時代においても重要な学問です。本学園は、家政学を「生活を経営し、自分の人生をよりよく生きる力を学ぶ学問」として捉え直し、AI時代の生活をデザインする新しい家政学教育を構築していきます。そして、短期大学部が大切にしてきた「学生一人ひとりに寄り添う教育」「資格取得を丁寧に支援する教育」という教育文化を、その新しい家政学教育の中に継承していきます。
少子化・人口減少が進む中、学校法人には、限られた教育資源をどのように活かし、将来にわたって質の高い教育を提供し続けるかという課題がますます重要になっています。本学園は今回の募集停止を、単なる規模縮小や撤退として捉えているのではなく、これまで培ってきた教育資源を持続可能な形で再編し、次の時代へ継承するための重要な転換点と捉えています。短期大学部で培ってきた教育文化を大学家政学部へ継承・再編集し、さらに発展させることで、本学園ならではの教育の価値をこれからも社会に提供してまいります。
本学園が設置する愛知学泉大学、安城学園高等学校、岡崎城西高等学校、愛知学泉短期大学付属幼稚園、愛知学泉大学付属幼稚園、愛知学泉大学付属桜井幼稚園については、今回の短期大学部の募集停止によって、現在決定している募集・教育活動に変更はありません。これまでと変わらず、学生、生徒、園児一人ひとりの成長と可能性を大切にした教育活動に取り組んでまいります。
今回の決定により、在学生・保護者の皆様、2027年度の入学を希望される皆様、高等学校関係者の皆様、卒業生の皆様、企業をはじめ地域の皆様には、ご心配をおかけすることもあるかと存じます。本学園は、必要な情報を丁寧にお伝えするとともに、在学生および2027年度入学生の教育・資格取得・進路支援・卒業に責任を持って取り組んでまいります。
また、これまで短期大学部を支えてくださった卒業生、保護者、地域の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様からいただいたご支援とご厚情を大切に受け継ぎ、今後の教育活動に生かしてまいります。長年にわたり短期大学部を支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
短期大学部で培われた教育の精神と文化を、次の時代の大学教育へ繋ぎ、本学園は、愛知学泉大学家政学部を新たな教育の拠点として、これからも一人ひとりの可能性を引き出し、地域社会に貢献する人材の育成に努めてまいります。
今後とも、本学園の教育活動に対しまして、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年10月9日
学校法人安城学園 理事長 寺部 曉
愛知学泉大学短期大学部 学長 安藤 正人
本件に関しまして、在学生・保護者、卒業生、2027年度入学を予定されている皆様から寄せられることが想定されるご質問について、Q&A形式でまとめました。
愛知学泉大学短期大学部(以下、短期大学部という。)は、1950年の設立以来、「誰でも無限の可能性を持っている。一人ひとりの潜在能力を可能性の限界まで引き出すのが教育である」という創立者の教育信条と、建学の精神の具現化である「真心・努力・奉仕・感謝」の四大精神を受け継ぎ、社会に貢献する人材の育成に努めてまいりました。
一方、近年は18歳人口の減少、四年制大学志向の高まり、短期大学部への志願者数の減少など、短期大学を取り巻く環境が大きく変化しております。短期大学部においても入学定員を満たさない状況が継続し、学校法人として厳しい経営状況が続いております。こうした状況を踏まえ、教育の質を維持しながら、在学生および2027年度に入学される皆様に対する教育機関としての責任を最後まで果たすことを最優先に、理事会等において慎重に検討を重ねてまいりました。その結果、2027年度入学生の受け入れを最後として、2028年度以降の学生募集を停止することを決定いたしました。これは、短期大学部の教育を途中で終わらせるということではありません。
2027年度入学生を含むすべての在学生について、卒業まで責任を持って教育を行い、資格取得、学生生活、就職・進路等について、これまでと同様に支援してまいります。また、最後の卒業生を送り出した後は、短期大学部がこれまで培ってきた、一人ひとりに寄り添う教育、資格取得を丁寧に支援する教育、課題解決を通じて実践力を育てる教育、就職・進路支援や協働プロジェクトなど、地域との距離が近い教育 といった短期大学部の「教育文化」をはじめとする教育資源を、愛知学泉大学家政学部へ継承していきます。
愛知学泉大学家政学部では、現在の3学科をリニューアルするとともに、「AI時代の家政学部」を新たな教育の方向性の一つとして、家政学部のさらなる発展を構想しています。
短期大学部を取り巻く厳しい学生募集状況と経営状況が続く中、在学生、2027年度の入学志願者、保護者の皆様への影響を十分に考慮しながら、教育機関として今後どのように責任を果たしていくべきか、理事会・評議員会等において検討を重ねてまいりました。その結果、2026年9月29日の理事会において、2028年度以降の学生募集を停止することを決定いたしました。これを受け、関係する皆様にできるだけ早くお知らせすることが必要と判断し、この時期の公表となりました。
突然のお知らせとなり、在学生、保護者、卒業生、入学を予定されている皆様には、ご心配やご不安をおかけすることとなりました。短期大学部といたしましては、今後も必要な情報を適切な時期にお知らせし、説明責任を果たしてまいります。
2027年度に入学を予定されている皆様が、このお知らせを受けて不安を感じられることは当然のことと受け止めています。その上で、短期大学部から明確にお伝えしたいことがあります。2027年度入学生は、短期大学部として最後の入学生となりますが、卒業まで責任を持って教育を行います。授業、資格・免許取得、学生生活、就職・進路支援等について、必要な教育・支援体制を整え、皆様が安心して学修を継続し、卒業を迎えられるよう取り組んでまいります。
また、卒業後の証明書発行等についても、愛知学泉大学内に必要な体制を整え、卒業生の皆様が必要なサービスを受けられるよう対応してまいります。
今回の募集停止は、2027年度入学生の教育を縮小・中断するためのものではありません。2027年度入学生を最後の卒業生として責任を持って送り出すことを、短期大学部の重要な使命として取り組んでまいります。
今回の学生募集停止の公表を受け、入学について再検討される方への対応として、専願入試で合格された方についても、入学辞退を認めます。入学辞退を希望される場合は、ご本人から所定の手続きを行っていただくことで、入学金を除き、納付済みの学納金等を返還いたします。入学辞退を希望される方は、2027年3月31日までに、短期大学部学生募集室までご連絡ください。返還の対象となる費用、手続き方法、必要書類等の詳細については、短期大学部学生募集室へお問い合わせください。
学科や留学の期間によって対応が異なりますので、以下の内容をご確認ください。
2027年度に入学される皆さんの留学プログラムについて、ご説明いたします。
大変申し訳ありませんが、2027年度入学生の皆さまにつきましては、長期留学プログラム(韓国・台湾・中国・カナダ)をご利用いただくことができません。
両学科では、国家資格や免許の取得に必要な授業の履修および卒業単位の修得が法律等で義務付けられています。従来の留学制度で1年間の長期留学を行った場合、帰国後(2029年度)に本学でもう1年学んでいただく必要(3年間で卒業)が生じます。 しかしながら、本学は2028年度から学生募集停止となるため、帰国後の2029年度に学修を行う環境をご提供することができません。このため、2年間での卒業と資格取得を最優先とし、1年間の長期留学の実施を見送らせていただくこととなりました。留学をご検討されていた皆さまには大変なご迷惑と落胆されたことと思いますが、何卒ご理解をいただきたくお願いいたします。
恐縮ながら、2027年度入学生の皆さまにつきましては、以下のように実施することを検討中です。卒業に必要な所定の単位修得を最優先するためです。
(1)韓国・中国・台湾への留学:(1年間から6か月間へ短縮)
(2)カナダへの留学:(4か月ですので従来と変更なし)
また、上記他学科と同様、夏期休暇中に実施する短期留学「夏期文化・語学研修(1週間~2週間)」にもご参加いただけます。
夏期休暇中に実施する韓国への「夏期文化・語学研修(1週間~2週間)」には、1年次・2年次とも全学科の学生の皆さまがご参加いただけます。
2027年度入学生を含むすべての在学生について、卒業まで責任を持って教育を行います。授業、学生生活、資格取得、就職・進路支援等についても、教育上必要な体制を整え、これまでと同様に学生一人ひとりを支援してまいります。
短期大学部は、栄養士、保育士、幼稚園教諭(二種)等の資格・免許に関する指定養成施設であり、それぞれの資格・免許取得に必要な教育課程を整備しています。学生の皆様が在学中に必要な学修成果を身に付け、資格・免許取得を目指せるよう、最後の卒業生を送り出すまで責任を持って教育を行ってまいります。
今回の学生募集停止によって、現在在学している学生の皆様や2027年度に入学される皆様が、卒業後の進路選択に不利益を受けることのないよう、短期大学部として責任を持って就職・進学等の支援を行ってまいります。就職については、これまでと同様に、一人ひとりの希望や適性を踏まえた進路支援を行います。
また、進学を希望する学生についても、編入学等を含め、それぞれの進路に応じた支援を行ってまいります。なお、個々の就職先・進学先における判断については、それぞれの機関の制度・基準によることとなります。
現時点では、学生募集停止を理由として、授業料その他の学納金を変更する予定はありません。在学生および2027年度入学生については、これまでと同様、必要な教育環境を整え、卒業まで責任を持って教育を行ってまいります。
なお、今後、学納金等について変更が生じる場合には、所定の手続きに基づき、あらかじめ適切にお知らせいたします。
在学生については、これまでと同様、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金や本学独自の奨学金について、利用可能な制度について必要な手続きを行うことができます。2027年度入学予定者についても、利用可能な奨学金制度について必要な案内を行ってまいります。
ただし、奨学金制度には、学生本人の要件、家計基準、申込時期、学校に関する要件等があり、利用できる制度や条件は個々に異なる場合があります。特に日本学生支援機構の給付型・貸与型奨学金については、最新の制度上の要件を確認する必要がありますので、詳細については短期大学部学生募集室または学生支援担当までお問い合わせください。
最後の卒業生を送り出すまでは、これまでと同様、短期大学部教務課において各種証明書の発行に対応いたします。短期大学部の学生募集停止後についても、卒業生の皆様が必要な証明書を取得できるよう、愛知学泉大学内に必要な体制を整え、卒業証明書、成績証明書、履修証明書等の発行に支障が生じないよう対応してまいります。具体的な申請方法や窓口等については、今後、ホームページ等を通じてお知らせいたします。
愛知学泉大学家政学部では、3学科への3年次編入学の制度があります。
ただし、編入学には出願資格、入学試験、単位認定等の条件がありますので、希望する学生は早めに指導教授、教務課等へ相談してください。 家政学部への編入学を希望する学生に対して、必要な情報提供や相談等の支援を行ってまいります。
今回の学生募集停止を理由として、短期大学部が一括して他の短期大学等への転学先を用意する制度はありません。
一方で、個別の事情により転学等を希望される場合には、制度上の条件や転学先の募集状況等を踏まえた対応が必要となります。転学を希望する学生については、まず指導教授や教務課等に相談してください。
なお、短期大学部としては、転学を前提とするのではなく、在学している学生の皆様が本学短期大学部で学修を継続し、卒業まで学びを全うできるよう責任を持って支援することを基本としています。
最後に、短期大学部は、1950年の設立以来、長きにわたり、多くの学生の学びと成長を支えてまいりました。
今回、2028年度以降の学生募集を停止することとなりましたが、これまで短期大学部が培ってきた教育の理念や実践、学生一人ひとりに寄り添う教育文化を終わらせるものではありません。これまで短期大学部が築いてきた教育資源を愛知学泉大学家政学部へ継承し、これからの時代にふさわしい教育へと発展させていきます。愛知学泉大学家政学部では、家政学が本来持つ総合性を大切にしながら、AI時代の新しい生活と社会を見据えた教育へのリニューアルを進めてまいります。短期大学部で学んだ皆様、現在学んでいる皆様、そして2027年度に入学される皆様の学びを大切に受け継ぎ、これからの愛知学泉大学の教育へつなげてまいります。
今後とも、短期大学部の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
ご不明な点がございましたら、下記の問い合わせ先でご確認ください。