愛知学泉大学

大学紹介建学の精神

建学の精神

宇宙の中の一つの生命体である人が、個人として自立しつつありとあらゆる生命体と共生することによって、生きる意志と生きる力と生きる歓びに満ち溢れた鵬のような大局的な存在となること。

教育目標

社会的に自立して生きていく上で必要な①スキル・リテラシー・教養等に関する一般的知識・技能、②職業に関する専門的知識・技能、③建学の精神・社会人基礎力・pisa型学力・直観力・自然体を統合的に身に付けて、地域及び国際社会に貢献する社会人を育成する。
本学の教育目標を教育方針に基づいて実現するために、研究所を置くことができる。

教育方針

「智・徳・体・感・行」に基づいた3つの挑戦プログラムから構成される自学・共学システムを開発し、これに基づいて教育を行う。

学部・学科の教育目標

家政学部

教育目標
「真心・努力・奉仕・感謝」の四大精神の実践を通して社会的に自立して生きていく上で必要な①スキル・リテラシー・教養等に関する一般知識・技能と②家政に関する専門的知識・技能と③建学の精神・社会人基礎力・pisa型学力を統合的に身につけ、社会に出てからは、これらの知識・技能をベースに生涯学習社会の中で自己の潜在能力をさらに開発しながら、職場と地域の課題解決に貢献できる人材を育成する。

ライフスタイル学科

教育目標
ライフスタイル学科の教育目標は、家政学部の教育目標の下、これからの社会の新しいライフスタイルのデザインを提案することによって、人々の日常生活を衣・食・住の面から支援することのできる人材を育成することである。
ディプロマ・ポリシー
正規のカリキュラムの所定の単位を修得した者には卒業を認定し、学士(家政学)の学位を授与します。学位を授与するにあたって重視する項目は以下のとおりです。
  • ①建学の精神、社会人基礎力、pisa型学力を修得して、職場と地域の人々と協働して解決していくことができる。
  • ②ライフスタイルのデザインを提案するために必要な衣・食・住および地域活性に関連する専門的知識・技能を身に付け、地域再生に貢献することができる。
  • ③自立した社会人として、常に自己研鑽に取り組み、自らの可能性を高めて社会に貢献することができる。
カリキュラム・ポリシー
(A)カリキュラムの編成について
  • (A-1)カリキュラム編成の基本方針について
    ライフスタイル学科のカリキュラムは、共通科目と専門科目から構成されます。すべての科目において、グループワークの機会を設定しています。そして、地域と連携した内容の授業科目を各年次に配置することによって、社会人基礎力・pisa型学力を育成していきます。授業形態は、講義・演習・実習の3タイプ用意しています。各科目の関連性を明確化するためにカリキュラムマップを作成しています。共通科目は、社会的に自立して生きていく上で必要なスキル・リテラシー・教養等を学修するために、家政学部共通科目として編成しています。共通科目の卒業要件は24単位以上取得することです。専門科目は、これからの時代の新しいライフスタイルを創造しうる能力を持った生活者および衣・食・住および地域活性のエキスパートを育成するための科目として編成します。また、「中学校、高等学校の教諭(家庭)」の資格も取得可能です。専門科目の卒業要件は96単位以上を取得することです。
  • (A-2)教養教育プログラムについて
    教養教育とは、社会的に自立して生きていく上で必要なスキル・リテラシー・教養等の基礎的・体系的な一般的知識・技能のことです。これらの科目は家政学部の共通科目と位置づけ、「教養分野」「保健体育分野」「外国語分野」の3分野で編成しています。
    • ①「教養分野」では、自然科学・人文科学・社会科学に関する基礎的な知識・技能を学修する。
    • ②「保健体育分野」では、講義と実技を通して身体と健康に関する基礎的知識・技能を学修する。
    • ③「外国語分野」では、異文化を理解する上で必要な基礎的な知識・技能を学修する。
  • (A-3)専門教育プログラムについて
    専門教育プログラムは、「ライフスタイル学基幹科目群」を基軸に「デザイン(空間・情報の分野)」「食品開発・マネジメントの分野」「ビジネス・地域活性の分野」の3分野で編成されています。これらの専門科目群により、生活に関する専門的知識・技能を獲得し、それを活用しながら、自らを含む地域社会の課題を解決する方策を実践的に学修します。
    • ①「ライフスタイル学基幹科目群」についてこの科目群では、生活に対する基本的視座を涵養するためにライフスタイル学基礎講座と国内研修旅行を、生活に関する基礎的知識を獲得するために、衣・食・住の各領域の概論(衣生活論・食生活論・住生活論)を必修科目として置く。また、4年間の学修の集大成となる卒業研究もこれに含む。
    • ②「デザイン(空間・情報の分野)」についてこの分野では、身体の近接環境である衣服やインテリアおよび情報環境をデザインするために必要な知識・技能を学修する。
    • ③「食品開発・マネジメントの分野」についてこの分野では、食品開発に必要な食文化、食品、栄養、調理に関する知識・技能を学修する。
    • ④「ビジネス・地域活性の分野」についてこの分野では、地域の問題を収集、分析、整理して課題解決の提案をするために必要な知識・技能を学修する。
    • ⑤各分野には、学修内容をより実践的に応用し、新しいライフスタイルをデザインするための素地を養うためにPBL型の科目「スタジオA(空間・情報・デザイン),B(食開発),C(地域活性)」を置く。
  • (A-4)初年次教育プログラムについて
    初年次教育として「、ライフスタイル学演習I,II」「未来へつなぐアウトリーチスタートアップ」及び「未来へつなぐアウトリーチ」を配置しています。「ライフスタイル学演習I,II」では、リテラシー能力」の向上に焦点を当て、教育目標の基盤を育成しています。「未来へつなぐアウトリーチI」では、PDCA(P:計画、D:実施、C:チェック、A:修正)サイクルを活用して、家政学の核となる衣・食・住・消費活動などの生活環境の視点から地域の課題を発見し、その課題解決を目指します。これらの科目では、他者との関わりを重視しながら以下の能力を育成していきます。
    • ①生活における他者との関わりの重要性を知る。
    • ②「見た」・「聞いた」・「読んだ」内容を論理的に表現する力を育成する。
    • ③地域社会の課題を発見し、他者と協調し、その課題解決に取り組むことができる人間となるための基礎的な力を育成する。
  • (A-5)キャリア教育プログラムについて
    卒業後の進路を保障するために、以下の3点に焦点を当てたインターンシップの実施と就職支援プログラムとして「インターンシップ論、インターンシップ、キャリアデザイン講座」を配置しています。
    • ①インターンシップを通して、仕事の現場を体験的に確認し、組織の一員としての使命感、責任感を育成します。
    • ②適性検査、自己分析を行い、自分に合った進路の選択を考える能力を育成します。
    • ③様々な業種・職種で活躍する社会人及び先輩の講話を聴き、自分の能力を社会貢献につなげていくための能力の適格性、開発方法、心構えなどを育成します。なお、中学校、高等学校教諭を目指す学生に対しては教職課程委員会と連携して「教員採用試験対策講座」を開設しています。
  • (A-6)リメディアル教育プログラムについて
    入学時にスクリーニングテストを行い、学力が不足していると判断された学生に対しては補習を実施します。公開講座「日本語を磨く、自分を磨く」において、日本語表現の基礎を学び直します。
  • (A-7)教職課程教育プログラムについて
    教育の現場で必要とする知識・技能を修得して、中学校、高等学校の教諭(家庭)免許が取得できるカリキュラムを編成しています。授業方法は、以下の3点に焦点を当てて、講義に加え事例研究・模擬授業・集団討議を行います。
    • ①教育課程、指導法について学びながら、学校における教育の意義や中学校、高等学校教諭の職務内容を理解する。
    • ②模擬授業を通して、教育指導の実践能力を養う。
    • ③教育実習を通して、指導の重要性を体験的に確認し、中学校、高等学校の教諭としての使命感、責任感を養う。
  • (B)カリキュラムの実施について
    チームティーチング形式の授業を初年次から配置しています。複数の教員が関わることにより、ライフスタイル学科の特徴的な学修への動機づけ・学修方法の理解、社会人基礎力の必要性を理解してもらいます。また、体験型学修の核となる学生間の人間関係の形成も視野に入れて授業を行います。
    • ①体験型学修としてPBL型のスタジオ学修を用意する。このスタジオ学修は、学生が「無限の可能性」に挑戦する絶好の機会となる。
    • ②スタジオ学修では、年度ごとに設定するテーマの下で、教員と学生が小グループを組織し、家政学の専門的知識・技能を活用して、創造的作業を通して考えたことを目に見える形にして提案する能力を育成する。この学修の過程では、学生個々の潜在能力を最大限引き出していくために社会人基礎力とpisa型学力の発揮が必須となる。
    • ③スタジオ学修で見出した自分の能力を進路実現に結びつけるために、「キャリアデザイン講座」を配置する。この科目を通して、職業に対する意識と職場への適応能力、社会人としての自覚を深める。
    • ④クラス指導教授は定期的に学生と面談を行い、履修状況、進路希望等を確認しつつ、適切な履修指導を行う。
    • ⑤学修成果の評価は、学期末テストにとどまることなく、レポートや小テストなどで定期的に理解度・習熟度の確認を行う。
    • ⑥ルーブリック評価等を用いて、評価の可視化を行う。ルーブリックはディプロマ・ポリシーの能力形成を評価できる評価内容とする。
  • (C)資格対応について
    取得可能な資格は以下のとおりです。
    • ①中学校教諭一種免許状(家庭)
    • ②高等学校教諭一種免許状(家庭)
    • ③フードスペシャリスト
    • ④商品プランナー
    • ⑤スポーツインストラクター
    • ⑥商品装飾展示士3級
アドミッション・ポリシー
ライフスタイル学科では、愛知学泉大学の掲げる建学の精神を尊重し、暮らしに関わる様々な事象に強い関心を抱き、より良い生活のあり方を提案しうる能力を持った生活者及び、衣・食・住および地域活性のエキスパートとして社会に貢献したいという意欲を持った人を求めています。そこで、次に掲げるような人を積極的に受け入れます。
  • (A)学力の3要素について
  • (A-1)基礎的・基本的な知識・技能について
    国語、地歴・公民、生物・化学、数学、英語、家庭科に関する高等学校卒業レベルの基礎学力を身につけている。
  • (A-2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等について
    • ①日常の生活の中から課題を発見し、それらの課題に対して自分の考えを持つことができる。
    • ②他者の考えを理解し、自分の考えと合わせて課題を分析することができる。
    • ③適切な表現方法を選択し、自分の考えを他者にわかりやすく伝えることができる。
  • (A-3)主体的に学習に取り組む意欲・関心・態度について
    • ①衣・食・住をはじめとして家族・家庭、地域、環境など暮らしに関わる様々な事象に強い関心を持っている。
    • ②大学での学びの過程で、社会人基礎力を伸ばし、pisa型学力を身につけたいと考えている。
    • ③建学の精神を実践し、自己の特性を伸ばしつつ、社会に貢献したいと考えている。
  • (B)行動特性について
    • ①何事に対しても積極的に取り組み、継続して努力することができる。
    • ②様々な課題の解決に向けて深く考察し、複数のアイデアを提案できる。
    • ③内容を整理しながら聞き、わからないことは進んで質問をすることができる。
    • ④社会のルールに則り、自らの言動を適切に律することができる。
  • (C)評価について
    • ①知識・技能については、記述式の筆記試験および調査書で確認します。
    • ②思考力・判断力・表現力等については、記述式の筆記試験および面接で確認します。
    • ③主体的に学習に取り組む態度については、面接および調査書で確認します。
    • ④行動特性については、面接および調査書で確認します。
    • ⑤①〜④までの各評価の比重は学生募集要項に明記します。

管理栄養学科

教育目標
管理栄養学科の教育目標は、家政学部の教育目標の下、管理栄養士の資格を生かして、チーム医療、健康増進・疾病予防、食育・栄養指導又は健康をテーマにした食品の研究・開発等で活躍することによって、人々の日常生活を健康の面から支援することのできる人材を育成することである。
ディプロマ・ポリシー
正規のカリキュラムの所定の単位を修得した者には卒業を認定し、学士(家政学)の学位を授与します。学位を授与するにあたって重視する項目は以下のとおりです。
  • ①建学の精神、社会人基礎力、pisa型学力を修得して、職場と地域の人々と協働して課題を解決していくことができる。
  • ②管理栄養士に必要な疾病・疾病予防・食育に関する専門知識・技能を身に付け、豊かな食生活と健康を創造することができる。
  • ③自立した社会人として、常に自己研鑽に取り組み、自らの可能性を高めて社会に貢献することができる。
カリキュラム・ポリシー
(A)カリキュラムの編成について
  • (A-1)カリキュラム編成の基本方針について
    管理栄養学科の教育課程は、共通科目と専門科目から構成されます。授業形態は、講義・演習・実習の3タイプ用意しています。各科目の関連性を明確化するためにカリキュラムマップを作成しています。共通科目は、社会的に自立して生きていく上で必要なスキル・リテラシー・教養等を学修するために、家政学部共通科目として編成しています。共通科目の卒業要件は24単位以上取得することです。専門科目は、管理栄養士の資格を生かした「疾病治療・重症化予防」、「疾病予防」、「食育・食環境の整備」等、管理栄養士の資格を生かした各分野で活躍する人材の育成を目的としたカリキュラムを編成しています。また、「栄養教諭」の資格も取得可能です。専門科目の卒業要件は84単位以上取得することです。なお、厚生労働省の定める管理栄養士養成施設であるので、法令に適合したカリキュラムとなっています。
  • (A-2)教養教育プログラムについて
    教養教育とは、社会的に自立して生きていく上で必要なスキル・リテラシー・教養等の基礎的・体系的な一般的知識・技能のことです。これらの科目は、共通科目と位置づけて、「教養分野」「保健体育分野」「外国語分野」の3分野で編成しています。
    • ①「教養分野」では家政学・自然科学・人文科学・社会科学に関する基礎的な知識・技能を学修する。
    • ②「保健体育分野」では、講義と実技を通して身体と健康に関する基礎的知識・技能を学修する。
    • ③「外国語分野」では、異文化を理解する上で必要な基礎的な知識・技能を学修する。
  • (A-3)専門教育プログラムについて
    管理栄養学科の専門教育は、専門分野の基礎となるものを専門基礎分野、応用となるものを専門分野に配置し、段階的に理解できるように授業を展開します。
    • (専門基礎分野)
    • ①栄養学を学修するために必要な基礎的な専門知識を修得するために、生物学入門、化学入門、化学基礎実験、栄養英語を置く。
    • ②社会的課題としての保健・医療・福祉等についての基礎知識並びに環境因子、社会的諸制度としての衛生行政・衛生法規・地域保健対策等について理解するために、公衆衛生学に関する必修科目を置く。
    • ③人体の構造や機能を体系的に理解した上で、主要疾患の成因・病態・診断、治療等について理解を深めるために、解剖・生理学・生化学・臨床医学に関する必修科目とともに実験・実習科目を置く。
    • ④食品の化学成分の構造・性質、物性等の基礎知識及び調理・加工による変化、栄養性・嗜好性の高い食物を調製する技術、食品表示・安全性について学修するために、食品学・調理学・食品衛生学に関する必修科目とともに実験・実習科目を置く。
    • (専門分野)
    • ①栄養の基本的概念及びその意義並びにエネルギー、栄養素の代謝とその生理的意義を理解するために、基礎栄養学に関する必修科目とともに実験科目を置く。
    • ②各ライフステージにおける栄養状態や心身機能の特徴に基づいた栄養管理の基礎を理解するために応用栄養学に関する必修科目とともに実習科目を置く。
    • ③健康・栄養状態・食行動・食環境に関する情報を収集・分析するとともに、それらの総合的評価・判定に基づく栄養教育プログラムを作成する能力を修得するために、栄養教育論に関する必修科目とともに実習科目を置く。
    • ④傷病者の病態や栄養状態の特徴に基づいて栄養管理計画の作成・実施・評価に関する総合的マネジメントの考え方を理解するために、臨床栄養学に関する必修科目とともに実習科目を置く。
    • ⑤地域や職域の健康・栄養問題とそれを取り巻く諸要因を分析するとともに様々な健康・栄養状態の者に対する適切な栄養関連サービスのあり方について理解を深めるために、公衆栄養学に関する必修科目とともに実習科目を置く。
    • ⑥給食運営や関連の資源を総合的に判断し、栄養面・安全面・経済面全般についてマネジメントを行う能力を修得するために、給食経営管理論に関する必修科目とともに実習科目を置く。
    • ⑦各専門分野に関わる知識についてさらに理解を深めるとともに、管理栄養士に必要とされる知識・技能を統合して実践活動の場での課題解決能力を修得するために、「臨床総合演習」・「臨地実習」・「卒業研究」を置く。
    • ⑧管理栄養士として卒業後の進路をサポートするための科目(アップグレード分野)を置く。
  • (A-4)初年次教育プログラムについて
    初年次教育として「未来へつなぐアウトリーチスタートアップ」及び「未来へつなぐアウトリーチI」を配置しています。「未来へつなぐアウトリーチI」では、PDCA(P:計画、D:実施、C:チェック、A:修正)サイクルを活用して、家政学の核となる衣・食・住・消費活動などの生活環境の視点から地域の課題を発見し、その課題解決を目指します。
  • (A-5)キャリア教育プログラムについて
    「課題解決型行動特性」及び「課題解決型学力」の修得、自己成長のためのキャリアビジョンの方向性や目標の明確化のために、「管理栄養士への道」・「基礎キャリア教育」を配置しています。「管理栄養士への道」では、管理栄養士の職業に対する理解を深め、管理栄養士の行動特性を理解し、自己のビジョンを達成する生涯学習計画を立てる授業を行います。「基礎キャリア教育」では、各分野で活躍する専門家からの講話を聴く中で、自分の能力を社会貢献につなげていくための能力の適格性、開発方法、心構えなどを学び、望ましい管理栄養士の専門的行動能力(コンピテンシー)を学修し、就職につながる意識を高めます。さらに、専門実践実習として疾病治療・重症化予防、疾病予防、食育・食環境の3分野の実習科目を設け、これまでに学修した専門的知識・技能を活用して、実践活動に結びつけます。
  • (A-6)リメディアル教育プログラムについて
    読解力、数読理解(計算含む)をリメディアル教育内容として設定しています。これらは、1年次に専門科目を学ぶための導入教育として配置しています。
  • (A-7)教職課程教育プログラムについて
    教育の現場で必要とする知識・技能を修得して、栄養教諭免許が取得できるカリキュラム(18科目で構成)を編成しています。授業方法は、以下の3点に焦点を当てて、講義に加え事例研究・模擬授業・グループ討議・ロールプレイング等実践的な学修方法を取り入れます。
    • ①学校における食育のあり方や栄養教諭の職務内容の理解等栄養教諭に必要な食育基本法や学校給食法等を学修します。
    • ②食育の模擬授業や肥満・やせ、食物アレルギー等栄養教諭に必要な個別指導の実践能力を育成します。
    • ③小学校(中学校)の役割・組織及び栄養教諭の職務内容に関する理解を通して、栄養教諭としての使命感と責任感を育成します。
  • (B)カリキュラムの実施について
    カリキュラムの実施については、下記の通りです。
    • ①各専門分野の科目においては、管理栄養士に必要な知識・技能を理解するために、講義とそれに関わる実験・実習を行う。
    • ②課題解決型学力(pisa型学力)、課題解決型行動特性(社会人基礎力)を発揮する授業を実践する。
    • ③シラバス上に予習・復習内容及び必要な学修時間(目安)を記載し、授業の内・外での能動的な学修を促す。また、資格取得に向けての課題の提出、資格対策授業等の学修支援を行う。
    • ④クラス指導教授は定期的に学生と面談を行い、履修状況、進路希望等を確認しつつ、適切な履修指導を行う。
    • ⑤学修成果の評価は、学期末テストにとどまることなく、レポートや小テストなどで定期的に理解度・習熟度の確認を行う。
    • ⑥ルーブリック評価等を用いて、評価の可視化を行います。ルーブリックはディプロマ・ポリシーの能力形成を評価できる評価内容とする。
  • (C)資格対応について
    取得可能な資格は以下のとおりです。
    • ①管理栄養士国家試験受験資格
    • ②栄養士免許
    • ③栄養教諭一種免許状
    • ④食品衛生監視員任用資格
    • ⑤食品衛生管理者任用資格
    • ⑥健康運動実践指導者認定試験受験資格
    • ⑦商品プランナー認定試験受験資格
アドミッション・ポリシー
管理栄養学科では、栄養学に強い関心を抱き、「疾病治療」・「疾病予防」・「食育・食環境の整備」などの分野で管理栄養士として社会に貢献したいという意欲を持った人を求めています。そこで、次に掲げるような人を積極的に受け入れます。
  • (A)学力の3要素について
  • (A-1)基礎的・基本的な知識・技能について
    化学・生物、国語、数学、英語に関する高等学校卒業レベルの基礎学力を身につけている。
  • (A-2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等について
    • ①食を取り巻く課題を積極的に発見し、自分の考えをまとめることができる。
    • ②自分の考えを他者にわかりやすく説明できる能力を持っている。
  • (A-3)主体的に学習に取り組む意欲・関心・態度について
    • ①管理栄養士として活躍し、将来的にはその指導的な役割を担う意欲を持っている。
    • ②疾病と栄養との因果関係に関心を持ち、その解明に努力をすることができる。
    • ③食を取り巻く問題を積極的に考察し、自分の考えをまとめることができる。
  • (B)行動特性について
    • ①何事に対しても積極的に取り組み、継続して努力することができる。
    • ②様々な課題の解決に向けて深く考察し、複数のアイデアを提案できる。
    • ③内容を整理しながら聞き、わからないことは進んで質問をすることができる。
    • ④社会のルールに則り、自らの言動を適切に律することができる。
  • (C)評価について
    • ①知識・技能については、記述式の筆記試験および調査書で確認します。
    • ②思考力・判断力・表現力については、記述式の筆記試験および面接で確認します。
    • ③主体的に学習に取り組む態度については、面接および調査書で確認します。
    • ④行動特性については、面接および調査書で確認します。
    • ⑤①〜④までの各評価の比重は学生募集要項に明記します。

こどもの生活学科

教育目標
こどもの生活学科(初等教育教員養成課程)の教育目標は、家政学部の教育目標の下、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の資格を生かして、こどもたちの学力および社会性・社会力の基礎・基本を育てることによって、人々の日常生活を子育ての面から支援することができる人材を育成することである。
ディプロマ・ポリシー
正規のカリキュラムの所定の単位を修得した者には卒業を認定し、学士(家政学)の学位を授与します。学位を授与するにあたって重視する項目は以下のとおりです。
  • ①建学の精神、社会人基礎力、pisa型学力を修得している。
  • ②現代のこどもの生活問題に対する認識と現実の保育および教育現場での課題に対する見識を深め、専門的な知識と技能を身に付け、現代の子育て問題や教育再生、地域再生に取り組むことができる。
  • ③自立した社会人として、常に自己研鑽に取り組み、自らの可能性を高めて社会に貢献しようとする姿勢を持っている。
カリキュラム・ポリシー
(A)カリキュラムの編成について
  • (A-1)カリキュラム編成の基本方針について
    小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、保育士資格が取得できるように法令等に適合したカリキュラムを編成しています。カリキュラムは学部共通科目と専門科目から編成しています。授業形態は、講義・演習・実習の3タイプ用意しています。また、各科目の関連性を明確化するためにカリキュラムマップを作成しています。学部共通科目は、社会的に自立して生きていく上で必要なスキル・リテラシー・教養等を学修するために、家政学部共通科目として編成しています。専門科目は、教育の意義や理論とともに、各教科教育によって、保育と教育の専門性を高める科目編成になっています。学部共通科目の卒業要件は24単位以上取得することです。専門科目は、保育・教育職において必要な専門的な能力を獲得することを目的としたカリキュラム編成をしています。専門科目の卒業要件は96単位以上を取得することです。
  • (A-2)教養教育プログラムについて
    教養教育とは、社会的に自立して生きていく上で必要なスキル・リテラシー・教養等の基礎的・体系的な一般的知識・技能のことです。これらの科目は、学部共通科目と位置づけて、「教養分野」「保健体育分野」「外国語分野」「その他」の4分野で編成しています。
    • ①「教養分野」では自然科学・人文科学・社会科学に関する基礎的な知識・技能を学修する。
    • ②「保健体育分野」では、講義と実技を通して身体と健康についての基礎的知識・技能を学修する。
    • ③「外国語分野」では、異文化を理解する上で必要な基礎的な知識・技能を学修する。
    • ④「その他」では、学科の教育目標に必要な特別科目を充て、学科で修得する科目内容を実践的な視点から涵養するための知識・技能を学修する。
  • (A-3)専門教育プログラムについて
    専門教育は、こどもの生活学科の専門科目によって編成されています。学科の軸である「コア科目」を中心に、「共通領域」、「幼保領域」、「小学校領域」、「実習(学外)領域」、「ライフ開拓領域」の6領域によって構成されています。豊かな人間性の育成とともに、資格取得に必要な専門的知識・技能の修得として、模擬授業などの実践的な体験の機会を組み入れ、小学校教諭・幼稚園教諭・保育士に応じた以下の専門教育プログラムを用意しています。
    • ①小学校教諭、幼稚園教諭、保育士としての心構えと専門的知識・技能を身につけるために、保育原理や保育5領域に関する必修科目を置く。
    • ②幼稚園教諭としての心構えと専門的知識・技能を身につけるために、保育系の科目、幼児理解や教育経営論等専門科目に加えて教育実習を必修科目として置く。
    • ③小学校教諭としての心構えと専門的知識・技能を身につけるために、教科教育法や教科研究に加えて教育実習を必修科目として置く。
  • (A-4)初年次教育プログラムについて
    初年次教育として、「こども生活学概論」、「基礎演習I•II」、「未来へつなぐアウトリーチスタートアップ」と「未来へつなぐアウトリーチI」を配置しています。「こども生活学概論」では、子どもを取り巻く現代的な問題や課題に着目し、現代の生活学を子どもの視点から考えます。また「基礎演習I•II」では、保育・教育職に対する理解を深めるとともに、学修の前提となる基礎知識、コミュニケーションを円滑にするための集団活動、そして子どもと関わるための心構えを以下の段階で学びます。
    • ①建学の精神を踏まえた「学びを理解する」ための学修を行う。
    • ②子どもと関わることを通して言葉や自然について見つめ直すための学修を行う。
    • ③コミュニケーションの重要性を理解し、主体的な態度を獲得するための学修を行う。
    • ④他者と積極的に関わり、グループやクラスで活動をするための学修を行う。
    • ⑤系列幼稚園の見学等を通し、子どもと関わるための心構えの学修を行う。「未来へつなぐアウトリーチI」では、PDCA(P:計画、D:実施、C:チェック、A:修正)サイクルを活用して、家政学の核となる衣・食・住・消費活動などの生活環境の視点から地域の課題を発見し、その課題解決を目指します。
  • (A-5)キャリア教育プログラムについて
    卒業後に小学校教諭、幼稚園教諭、保育士として自立して生きていくための能力を育成し、人生に必要な様々な力を修得するために、以下の2点に焦点を当てたキャリア教育を実施しています。
    • ①各種の実習(保育実習・教育実習・施設実習・介護等体験実習)とその事前・事後指導を通して、保育・教育職に就くための能力と組織の中で働く責任感や使命感を育成します。
    • ②保育・教育職の現場で働く社会人や諸先輩の話を聴き、自分がどのような適性を持ち合わせているかを考え、社会に対してどのように貢献していくかを考える力を育成します。
  • (A-6)リメディアル教育プログラムについて
    読解力、数読理解(計算含む)をリメディアル教育内容として設定しています。これらは、1年次に専門科目を学ぶための導入教育として配置しています。
  • (A-7)教職課程教育プログラムについて
    小学校教諭免許を取得するための教科教育カリキュラムを編成し、教育の現場で活躍するための専門的知識・技能を学修します。幼稚園教諭免許を取得するためのカリキュラムも含みます。授業方法は、講義に加え事例研究や模擬授業、集団討議など行います。
    • ①教育法規を通して、学校教育の意義・小学校教諭の職務内容を理解する。
    • ②小学校の組織・職務内容を通して、教諭としての使命感・責任感を養う。
    • ③小学校の模擬授業を通して、教育指導の実践能力を養う。
    • ④幼稚園の組織・職務内容の理解とともに、実践的な指導能力を養う。
  • (B)カリキュラムの実施について
    小学校教諭免許、幼稚園教諭免許、保育士資格が取得可能なカリキュラムを編成し、教育・保育の現場で活躍するための専門的知識・技能を学修します。カリキュラムは、社会的に自立して生きていく上で必要なスキル・リテラシー・教養等の学部共通科目と保育職・教育職に関する専門科目から編成されています。すべての科目において、下記のように学生と教員による双方向的で実践的な学修を行っています。また、保育・教育の現場と触れ合い、体験的に学びの内容を確認するためのいくつかの活動も行います。
    • ①学生同士、学生と教員とのコミュニケーションを重視する授業(対話型授業)を行う。
    • ②グループワークを取り入れ、発表を重視する授業(協力・協働型授業)を行う。
    • ③知的好奇心を刺激し、自ら学ぶ意志を引き出すような授業(啓発型授業)を行う。
    • ④シラバス上に予習・復習内容および必要な学修時間を記載し、授業内外での能動的な学修を促す。また、資格取得に向けての学修支援を行う。
    • ⑤クラス指導教授は定期的に学生と面談を行い、履修状況、進路希望等を確認しつつ、適切な履修指導を行う。⑥学修成果は、学期末テストだけでなく、レポートや小テスト、作品提出、学修発表などによって定期的に理解度・習熟度を確認し評価を行う。⑦ルーブリック評価等を用いて、評価の可視化を行う。ルーブリックはディプロマ・ポリシーの能力形成を評価できる評価内容とする。
  • (C)資格対応について
    取得可能な資格は以下のとおりです。
    • ①小学校教諭一種免許状
    • ②幼稚園教諭一種免許状
    • ③保育士資格
アドミッション・ポリシー
こどもの生活学科では、子どもの教育・保育に関して強い関心を抱き、この分野の専門家として社会に貢献したいという意欲を持った人を求めています。そこで、次に掲げるような人を積極的に受け入れます。
  • (A)学力の3要素について
  • (A-1)基礎的・基本的な知識・技能について
    国語、地歴・公民、数学、英語、生物・化学に関する高等学校卒業レベルの基礎学力を身につけている。
  • (A-2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等について
    • ①子どもを取り巻く環境に関する課題を発見し、自分の考えをまとめることができる。
    • ②適切な表現方法で、自分の考えを他者にわかりやすく伝えることができる。
    • ③体育や芸術の分野において自分らしさを表現することができる。
  • (A-3)主体的に学習に取り組む意欲・関心・態度について
    • ①将来の目標を明確に持っている。
    • ②常に自分がすべきことを考えて取り組むことができる。
    • ③指示されたこと以上の成果を出そうする意欲がある。
  • (B)行動特性について
    • ①何事に対しても積極的に取り組み、継続して努力することができる。
    • ②様々な課題の解決に向けて深く考察し、複数のアイデアを提案できる。
    • ③内容を整理しながら聞き、わからないことは進んで質問をすることができる。
    • ④社会のルールに則り、自らの言動を適切に律することができる。
  • (C)評価について
    • ①知識・技能は、記述式の筆記試験および調査書で確認します。
    • ②思考力・判断力・表現力等は、記述式の筆記試験および面接で確認します。
    • ③主体的に学習に取り組む態度は、面接および調査書で確認します。
    • ④行動特性は、面接および調査書で確認します。
    • ⑤①〜④までの各評価の比重は学生募集要項に明記します。