キャンパスで見つけた面白いこと珍しいことさりげないことを不定期に取り上げていきます。

「おかざき三昧フェア」地元の食材を使ったオリジナルメニューを紹介!

本学では食物栄養学科・生活デザイン総合学科 共同プロジェクトとして、岡崎市唯一の伝統野菜である法性寺ねぎ、地元三河の特産品である八丁味噌、むらさき麦の3つの食材を使用したメニュー「おかざき三昧」の開発・提案を進めています(始動時の様子)。

先にお伝えしました通り(参照)、11月10日(土)には道の駅 藤川宿にて、食イベント「おかざき三昧フェア」を企画し開催しました。
当日は、これまでに開発した料理&菓子 約50品の中から「むらさき麦とねぎたっぷり味噌肉まん」と「カレーソース」を試食として提供。会場で火を通し温かいものを召し上がっていただきました。
むらさき麦は会場である藤川地区の特産品とあってご存知の方が多いようでしたが「肉まんの生地にも餡にもむらさき麦が入っています」と伝えると驚きの声が上がっていました。カレーについても「法性寺ねぎのペーストと八丁味噌、むらさき麦が入っています」と伝えると「味噌を入れるとこんな風味が出るのですね。美味しい!」と好評でした。
プレテストの合間に訪れていた高校生、ご家族連れなど、お子様からご年配の方まで幅広い年代の方に召し上がっていただき、貴重な意見を伺うことができました。

ゲーム・クイズコーナーでは、愛知県で採れる水産物を紹介する魚釣りゲームなどを実施。釣った魚のイラストをめくると「このお魚はなにかな?」というクイズと共に水産物の写真が出てくる仕組みになっています。学生はパネルを使用して、参加者に各水産物の特徴や旬の時期について紹介し「お魚の美味しい季節を知って、いっぱい食べてね」と声を掛けていました。子どもを対象としたゲームでしたが、大人の方も参加してくださり「勉強になりました」と嬉しい言葉を掛けてくださいました。

今回のイベントで地元に伝わる食材の美味しさを知っていただき、ぜひご家庭でも味わっていただきたいという思いから、開発メニューのレシピをお配りしました。中でも、八丁味噌とねぎパウダーで味付けた焼きおにぎりに、だし汁を掛けた「焼きおに茶漬け」は、試食会で地元料理店さんから好評いただいたおススメの一品です。今後は、これらのレシピを一堂に集めたレシピ集の制作を予定しています。「おかざき三昧」を岡崎発祥の食として、地域の店舗・飲食店などと連携し、様々な可能性を探りながら浸透させていきたいと考えています。

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同日、岡崎市交流センターでは山本淳子先生による料理教室「むらさき麦の栄養と調理法~郷土料理とお菓子~」が開催されました。毎回好評で今回も予約は満席!食物栄養学科2年生の学生がサポートし、むらさき麦を使用した学生考案のレシピを調理していただきました。

◆むらさき麦の料理
・煮味噌(むらさき麦入りこんにゃくを手作り)
・串揚げ(むらさき麦入りの味噌を添えて)、ちくわの法性寺ねぎ詰め蒸し
◆むらさき麦粉を使用した簡単お菓子
・ころころクッキー(むらさき麦お菓子グランプリ最優秀賞受賞(詳細))
・むらさき麦のいが饅頭