キャンパスで見つけた面白いこと珍しいことさりげないことを不定期に取り上げていきます。

学生インタビュー【幼児教育学科】

マナブとイズミ

こんにちは、イズミです。10月のガクセンは楽しいイベントがいっぱいなんです!本日は10月13日(土)に開催される幼児教育学科の一大イベント「こどもまつり」で実行委員長を務めるまきのさんにお話を伺います。「準備をしているので探しにきてくださいね」と言われて教室へ…あ!まきのさん発見!

ということで、第10回目のゲストは…
幼児教育学科2年生のまきのさんです!(写真向かって左)

忙しいところごめんなさいね。今日はよろしくお願いします。
では、こどもまつりについて伺う前に…少し前まで実習に行かれていたのですよね?


はい。自宅近くのこども園に3週間実習に行きました。基本は3歳児の年少さんクラス担当でしたが、別の年少さんクラス、年中・年長さんクラスにも何度か観察保育として入りました。

実習の内容を聞かせてください。

読み聞かせや手遊びなどもしましたが、この時期は運動会の練習がメインでした。列に並べていない子に声を掛けて指示したり、一緒にお遊戯をしたり。雨の日も多かったのですが、その日は室内に移動して1日中繰り返し練習していました。

実習で大変だったことなど聞かせてください。

辛いことを聞かれても本当に答えることがないくらい毎日楽しかったです!先生方は「なんでも聞いてね」と言ってくださっていましたし、時には「子どもとしっかり関われているね」と声を掛けてくださって励みになりました。
子どもへの対応に心理学を活用している先生がいらっしゃって勉強になりました。例えば…落ちているゴミを拾ってくれた子に対して「偉かったね」というと、褒めてくれる大人の前でしかゴミを拾わなくことがあるそうで「ありがとう」と声を掛けるといいよとアドバイスをいただきました。それから先生に教えていただいた心理学者のアドラーについて調べています。

貴重な経験が沢山できたのですね。さて、ここからは「こどもまつり」について。
今年のテーマを教えてください。またどんな思いが込められていますか?


今年のテーマは「どんなおしごとあるかな?~ガっくんとみつけてみよう!みんなのゆめ~」です。
「何々になりたい」という気持ちが芽生えてくる3、4歳の時に、色々な体験ができるのでオススメです! ケーキ屋さん、お花屋さん、飼育員、建築士など様々なお仕事体験(ゲーム)を企画していて、私のクラスが担当する歯医者さんの体験では、歯1本1本をボーリングのピンに見立てて、虫歯菌を倒します。「ママの1日を知ろう」という企画もあって、ペープサートなどで忙しいママの1日を知り、おつかいに行ってママを助けたりします。

実行委員長にはどのようにして決まったのですか?

昨年、総務を経験してすごく達成感を感じたので、今年も総務として関わりたいと思っていました。そんな時に先輩から「やってみたら?」と勧められ、正直迷いましたが、どうせやるなら昨年より上を目指して挑戦してみよう!と思い立って引き受けました。

実行委員長はどんなことをするのですか?

「こどもまつり」は全て自分たちで企画・運営していくので、年間を通して授業時に行う内容を決めたり、いつまでにどんな作業をするのか、材料の購入時期など、スケジュール管理を行います。みんなで話し合って決定したことを先生に提案したり、許可を得たりもします。細かいことは各係、みんなでやっていますけどね。

大変なこと、やりがいを感じることなどを教えてください。

大変なことは予定を立てることです。把握しておかなくていけないことが多く、大人数で進めるのでどうしても文句が出ることもあります。本当にこの決断で正しかったのかと悩みますし・・・。
やりがいは・・・終わってはじめて感じられるのかなぁと思っています。

開催が迫り、準備に追われて各教室を走り回っているまきのさん、今の気持ちは?

時間がなくてかなり焦っています!(笑)。昨年は先輩に頼っていたところもあったのですが、今年は指示をする立場になって責任をひしひしと感じています。昨年の改善点を反映させてより良いものにしたいので、気持ちが焦ってつい強い口調になってしまうことも…。 不安な気持ちもありますが、子どもたちが楽しんでくれている様子を想像しながら、みんなで力を合わせてやり遂げます!!

———ありがとうございました。今年は開催日が例年より1週早く、実習の関係上なかなか厳しいスケジュールとなっているそう。インタビューしている間もクラスメイトが資料を片手に意見を求めに来るなど、少しの時間も惜しい中、丁寧に質問に答えてくれました。毎年子どもたちに大好評の「こどもまつり」、ぜひご家族で遊びに来てください♪