熱中症対策アンバサダー講座

こどもの生活学科、ライフスタイル学科、管理栄養学科の約30名の学生が、熱中症対策アンバサダー講座を受講しました。本講座を受講して確認テストに合格した学生は、熱中症対策アンバサダーの資格が取得できます。

当日は大塚製薬株式会社ニュートラシューティカルズ事業部 名古屋支店 小宮七海氏を講師としてお招きし、「熱中症について知る」「熱中症対策」の2つをテーマにご講義いただきました。以下、内容の一部を紹介します。

「子どもの顔が赤く、ひどく汗をかいている場合は深部体温がかなり上昇していて危険な状態。こどもの熱中症を予防するためには、日頃から暑さに慣れるように外遊びをして、こまめに水分補給ができる力を身につけさせましょう。」

「高齢者の熱中症は家の中が一番多い。行動性体温調節も鈍るため暑いと感じにくく、喉の渇きも感じにくいので、喉が渇く前に水分補給してエアコンを活用しながら部屋の温度をこまめに測ることを推奨します。」

 

熱中症は死にも至る怖い病気ですが、きちんした知識を持って対応すれば防ぐことができます。子どもや高齢者は特に注意が必要とのことで、将来保育士や教師、管理栄養士を目指している学生にとっても、大変興味深い内容となりました。