幼稚園・小学校で教育現場を体験する「エクスターン」

こどもの生活学科「エクスターン」は、学生が授業や保育の補助などの実践的な活動を通して、教育体験を積むことができる本学独自のプログラムです。本格的な実習が始まる前の2年生が対象で、週に一度大学近隣の小学校や附属幼稚園へ出向き、ボランティア活動を行いながら教員の仕事について学びを深めていきます。

幼稚園では保育補助として各クラスで一緒に遊んだり、給食配膳などの手伝いをしたりします。先生の代わりに読み聞かせや手遊び、ピアノ伴奏をするなど、実際に子どもたちの前に立って活動する場面もありました。

 

小学校では担任の先生の指導方法について学んだり、授業補助として机間指導をしたりします。学生が毎週ボランティアに来るのを楽しみに待っている児童も多く、休み時間になると「〇〇先生、あと何回来てくれるの?」と親しそうに話す姿が印象的でした。

 

幼稚園や小学校で活動した内容は、報告書にまとめて提出します。実際に教育現場へ出向くことで気づきや学びも多いようで、欄外までびっしりと感想を書いて提出する学生もいました。早い段階から教育現場に携わることで、教員に向かう決意や意欲も高まり、自分の夢に向かって進むことができます。