使わなくなった道具を再利用する活動に参加
家政学部の学生と教員全てが一緒に活動する「未来へつなぐアウトリーチ」は学科を越えて学び合える地域連携活動です。私たちが参加したのは愛知県豊田市旭地区を活動拠点とする「自立のための道具の会」。ここでは、使われなくなった道具を磨いたり、修繕したりして、発展途上国へ道具を必要とする方々に送る活動です。
私たちは金づちなどの工具を磨く作業を担当。これが想像以上に重労働でした。磨いても磨いてもサビが取れず、「本当に使えるようになるのかな」と不安に思いましたが、半日以上かけて磨き、ようやく復活したときは嬉しくて、大切に使ってほしいなと思いました。
こうして生き返った道具はスリランカやブータン、タイ、インドなどへ送られます。現地の方々たちが上手に道具を使えるように、と、現地の言語で書かれた説明書を同封。その後、ビデオ通話で現地の方々と接する機会が設けられ、道具を通じた国際交流になりました。