キャンパスで見つけた面白いこと珍しいことさりげないことを不定期に取り上げていきます。

学泉の学びレポート 短大編 #09|黙って聴くだけじゃない!――“傾聴力”の真髄を探る

📚✨\“聴く”を体験で学ぶ!――傾聴力とコミュニケーションの基礎/✨📚
こんにちは!学生募集室の運営23号です🕊️
今日も,愛知学泉大学・愛知学泉短期大学で行われている授業の様子をお届けします!

今回取材したのは,愛知学泉短期大学 食物栄養学科の《無限の可能性開発講座Ⅰ》第5回講義です📖
テーマは「傾聴力」。
聞くだけじゃない,“伝わるように聴く”力を,ペアワークやグループ活動を通して体験的に学ぶ回でした!

 

🧠ウォーミングアップは「人物当てクイズ」!
まずは,恒例のウォーミングアップからスタート♪
今回は,2人1組で挑戦する「人物当てクイズ」!

1人がプロジェクターに映し出された人物を見て,
もう1人が「芸能人?」「大学関係の人?」「メガネかけてる?」などの質問を繰り返しながら正体を当てていきます👀🎤

大学の先生から有名人まで登場し,
どのペアも質問の工夫を凝らして見事に正解を連発✨
楽しみながら,相手の話を“引き出す”感覚をつかむ時間でした😊

 

👂テーマは「傾聴力」――聴く力って何だろう?
本題となる講義のテーマは「傾聴力」。
人と関わるすべての場面で求められるこの力を,実際のコミュニケーション体験を通して学びます。

🗣️ペアワークで“聴く”を体験!
ここでは,ふたたび2人1組に。
「今までで一番楽しかったこと」「大好きな○○の話」「やってみたいこと」
この3つのテーマから2つを選んで,1人が話し,もう1人が“聴く”役に。

ここでのポイントは,プロジェクターに映る「聴く態度」の指示に従うこと!
・目を見ない
・無反応
・目を見る
・うなずく

など,態度が違うと,会話のしやすさも大きく変わることがわかります。
「話しづらい…」「あっ,今は話しやすかった!」そんなリアルな声があちこちから聞こえてきました👂💭

 

💡傾聴力のポイントは?
先生からは,「傾聴力」に必要な2つのポイントが紹介されました:

①“聴く姿勢”を整えること
会話はキャッチボールといわれますが,実際のボールのように目には見えません。
だからこそ,表情やうなずきといった非言語の姿勢が大切なんですね。

②質問(確認)をすること
過去に学生から「傾聴って,質問しない方がいいのでは?」という声があったそう。
それに対して先生はこう語っていました:
「わからないのに質問しないことこそ,傾聴力がないということなんです」

“聴く”って,受け身だけじゃない。
相手に寄り添い,理解するための積極的な行動なんだという気づきがありました✨

 

🏢グループワーク「マンション住民調査」!
講義の後半では,5~6人のグループに分かれて行う情報共有ワークを実施。
その名も「マンション住民調査」!

各自に配られたカードには,マンションの住人に関する情報が複数書かれています。
ただし,カードは見せず,口頭で伝えるのみ!
・情報は重要なものも,そうでないものも混ざっている
・相手に伝わるように,選んで話す
・情報を整理し,グループ内で共有する

という,高度なコミュニケーション力と整理力が求められるアクティビティでした🧩✨
学生たちは真剣に話し合いながら,住民の構成を読み解こうと奮闘していましたよ!

 

✍️最後は振り返りで学びを定着
講義の最後には,恒例の振り返りシートを記入✍️
「態度ってこんなに影響があるんだ」
「もっと話しやすい聴き方を意識してみたい」
そんな声がたくさん聞こえてきました😊

 

🌱“聴く”ことは,伝わること
今回の講義は,ただの座学ではなく,実際に“体験”することで傾聴を学ぶ時間でした。
「話を聞く」って,シンプルなようでとても奥深い。
そしてそれは,誰かの話をちゃんと受けとめるという,
思いやりのコミュニケーションでもあるんですね🌼

📢次回のレポートもどうぞお楽しみに🕊️

 


🕊️学科の詳しい情報はこちらから👇
🔗食物栄養学科

📝ほかの【学泉の学びレポート短大編】もあわせてチェック!
🔗記事一覧はこちら