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夢は幅広い世代が集う憩いのカフェを作ること!学生インタビュー【食物栄養学科】

マナブとイズミ


こんにちは!マナブです。
本日は、先日こちらのページ(詳細)で予告をしていました食物栄養学科のかほさんをお迎えしています。
まもなく卒業の日を迎えるかほさんに、見事な成績をおさめた栄養士実力認定試験に向けての対策や、栄養士を目指したきっかけ、将来の夢についてなどいろいろ聞いてみました☆

ということで、今回のゲストは・・・
食物栄養学科2年生のかほさんです!

栄養士を目指したきっかけについて聞かせてください。

私自身が食物アレルギーを持っていて、周りにもアレルギーを持っている人が多かったので、同じ悩みを抱える人に対して何か自分にできることはないかと思ったことがきっかけです。

アレルギーを持っていて辛かったことを聞いてもいいですか?

はい。私は後から発症したので、それまで食べられていたものが食べられなくなって、食事が制限されてしまいました。周りに食物アレルギーについてなかなか理解してもらえないこともあって、勧められて断れず過呼吸を起こしたこともあります。結構辛いです。

―――調理実習で食べられないものが出てくることもあるよね?

食物栄養学科の子は食物アレルギーの怖さを知っているので、みんなでカバーしてくれています。

授業で食物アレルギーについて学んだことで具体的に役立ったことは?

代替食について学んだことです。後輩や親戚で卵アレルギーのある子に「こういう代替食品があるよ」と教えてあげることができましたし、親戚には授業で学んだことを活かして実際に気を付けながら作ってあげたりしました。みんな喜んでくれました。

栄養士になろうと決めたかほさんが、愛知学泉短期大学の食物栄養学科を選んだ理由は?

進学相談会で食物栄養学科について伺った際に、食物アレルギーについて特化して学べることを知りました。他にも、私は一時期介護士を目指していたこともあって、食介護について学べるということも大きかったです。

好きな授業、身についたなぁと思える授業を教えてください。

「給食管理実習」です。栄養士の実務に必要な学びを多く得ることができました。大量調理では献立を立てるにしても、普段のレシピとは調味料の量が全然違いますし、食材はキロ単位で感覚がつかめなくてすごく難しかったですが、一番達成感があって楽しかったです。就職後、栄養士の仕事に直結して役立つ授業だと思います。

他には・・・「栄養カウンセリング」では、人とのかかわり方について学ぶことができました。何も知らないままカウンセリングをしていたら、クライアントを傷つけていたと思います。対象者の心をできるだけ理解し、寄り添った支援でいかに改善へとつなげていくかということを学びました。授業ではペアを組んで、様々な症例の方に対してどうアドバイスをしていくかを考えながら、実習を通して学びます。

栄養に関することとは離れるのですが、コミュニケーション能力を養う授業でグループワークなどをする「無限の可能性開発講座」はゲーム感覚で楽しかったです。元々人見知りなので入学時は不安でいっぱいでしたが、この授業を通してクラスの子と交流できて仲良くなれました。

〇大量調理授業風景

栄養士認定試験について

12月に実施された全国栄養士施設協会主催「栄養士実力認定試験」において成績優良者として表彰されたと聞きました。全国9千人近い受験者の中で、上位100位以内なんて素晴らしい!

ありがとうございます(笑)。

―――試験に向けてどんな対策をしましたか?

テストの1、2か月前ぐらいから少しづつ勉強を始めました。とにかく過去問を解く!過去問を解いて、自分なりにまとめるということをやっていました。
あとは、先生が作ってくれた認定試験対策アプリを毎日全問解く!と決めて、通学中や授業の合間もずっとやっていました。

―――先生作のオリジナル!?そんな素敵な対策グッズがあるのですね!実際に対策アプリから出題はされていましたか?

結構出ました!!関連問題も出題されたので、本当にやって良かったです。

―――他によかったなと思う対策などは?

普段の授業の中で、先生方が「これは認定試験に出るよ」と伝えてくださっていました。
2年後期の横田先生の授業では、まず問題を解く前に出題の意図などの解説をきいて、その後 問題を解いて、さらに一問づつ丁寧に解説してくれるというものがありました。冊子を見ているだけではわからないことがしっかり理解できて、とても役立ちました。

後輩に向けてのアドバイスは・・・「普段の授業を大切に。試験にはいつも通りの気持ちで挑む。頑張って!なんとかなる!」これしかないです(笑)

就職先について聞かせてください

委託給食の会社から内定をいただきました。もう配属先も決まって、今アルバイトをしている福祉施設で働くことになりました。施設では100名以上の方が暮らしていて、さらに他の施設に食の配送なども行っています。施設で働く皆さんが良い方ばかりで、雰囲気もとても良いので安心しています。
元々アルバイトを始めたもの、介護に興味があって食介護について現場で学べると思ったからです。大学で栄養について学んでいることで採用していただき、今すでに厨房で調理や加工を担当しています。特別養護老人ホームなので誤嚥の危険性が高いため、とにかく注意が必要です。ミキサーにかけてもどうしても細かい繊維などが残ることもあるため、提供する前にしっかり確認するなどして細心の注意を払っています。

将来の夢について聞かせてください。

将来の夢は自分のお店を持つことです。地元でカフェを開きたいと思っています。
この学校で学んだことを活かして、お子様から高齢者まで幅広い世代が安心して食べられるメニューを提供するカフェを作りたいです!もちろんアレルギー対応メニューも提供します。
どの年代の方も気軽に来られる、みんなの憩いの場を作りたいと思っています。理想が高くなりますが、施設はバリアフリーにして、キッズスペースと、高校生が勉強できる学習スペースも作りたい!私が高校生の頃、近所に勉強できる施設がなかったので・・・。
お店のキッズスペースで遊んでいた子が大きくなったら学習スペースを使う、そんな長年通える居心地の良い場所を作ることが一番の理想で、夢です!

最後に、愛知学泉短期大学に興味を持ってくれている高校生にメッセージをお願いします

入学前は人見知りだったりして色々不安もありましたが、ガクセンは来たら絶対楽しい!先生たちも明るいし、緊張することがない学校です。

オープンキャンパスには2回参加しました。コロナの流行期で私は他の学校には行かなかったのですが、他大学のオープンキャンパスに参加した友人は「そんな先輩たちと話せたり、先生と関われたりする学校はないよ」と話していました。ガクセンのオープンキャンパスは絶対来たほうがいいですよ!ぜひ来てね~!!

———ありがとうございました。
幅広い世代の人が楽しめるメニューが揃ったカフェ、素敵ですよね!今はまだ勉強中で、いつか叶えたい夢とのことですが、とっても具体的で聞いているこちらもワクワクしてきました。いつかオープンするその日を、僕も楽しみにしています。

 

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