希望の病院へ内定！学生インタビュー【食物栄養学科】

幼い頃 祖母がよく「これ美味しいよ」と声を掛けてくれて、一緒に美味しいものを食べることが大好きでした。お店に食べに出掛けるのも楽しくて、食べることって楽しいな、幸せだなと思ったことが食に興味を持ったきっかけです。

高校２年の時、祖母が突然病気で倒れて食生活の改善が必要になり、もう好きなものを一緒に食べられないのかな・・・と不安になって食について色々調べました。そのことがきっかけとなり、栄養について知ることができれば症状に合わせた食事を提案できる、制限がある中でもおいしいものを提供できる知識を身につけたいと思い、栄養士の仕事に興味を持ちました。

オープンキャンパスでミニ授業に参加し、先輩のお話しなども聞いて、様々な視点で食について学べることが分かりました。実験や調理など実技を通して学べるのもいいなと思いました。

実際に入学して・・・
大学は個々に講義を聞いて終わったら帰るというイメージでしたが、食物栄養学科はクラス制で友人関係も築きやすいし、先生とも距離が近くて気軽に相談できるので「入って良かった！」と思っています。
他の大学に行った子からは「先生 嫌だとか、嫌い…」という声も聞きますが、私はガクセンの先生に対して嫌だとか思ったことはないし、授業がちょっと大変なこと以外は(笑)、嫌なことはないです！

大量調理を行う「給食管理実習」です。衛生管理や手順など家庭の調理とは異なる部分が多く、大きな道具や専用機器を扱ったりして新鮮で楽しいです。温度管理は食中毒につながる可能性があるため、加熱時や保管の際にも厳重なチェックが必要で緊張感があります。

他にも調理する上で気をつけることは色々あって、例えば・・チョコレートを扱うには60度がベストなんですよ。チョコレートは繊細で、少しでも水が入ったりすると味や質が変わってしまうため、湯煎の際には注意が必要です。

安全な食事を提供するために必要な重要事項から、調理を進める上でのスキルなど、多くの知識と技術を得ることができています。

〇「給食管理実習」授業風景

「栄養カウンセリング」の授業もとても勉強になります。健康診断の結果データをもとに、健康をサポートするための栄養指導を学んでいます。相手にしっかり伝えるためには、信頼感を与える話し方や語彙力も必要だと感じています。

私は病院への就職を希望し、藤田医科大学病院に内定をいただきました。
お年寄りと接することが好きなので、一時期は介護や福祉の分野に進もうと考えていましたが、栄養士の仕事に興味を持ち、「食」であればお年寄りだけではなくすべての人に対して何か役に立てるのではと思い、志望しました。
病院を選んだのは「ただ食事を作って人を喜ばせるだけではなく、食を通して人々の健康を支えたい、困っている人の助けになりたい」と思ったからです。対象者に合わせた病院食についても興味があり、実践の場で栄養ケアについてさらに理解を深めたいと思っています。

栄養士になるという夢を叶えます！ここからがスタートで自分にできるのか不安もありますが、「栄養士」として信頼される存在になれるように頑張ります。そのため、卒業するまでにもっと知識を身につけておきたいです。

先生と生徒の距離がもっとも近い学校だと感じています。アットホームで、先生と生徒という壁がないです。失礼かもしれないですけど、友達と話しているような感覚でなんでも相談できます。
就職活動はとてもデリケートで一人で抱え込んでしまいがちですが、先生方が一人ひとりに声を掛けて状況を把握し、寄り添って考えてくれます。パンフレットに「就職率100％」と書いてありましたが、本当なんだなと実感しています。他にも「先生との距離が近い」とか「いろいろな経験ができる」とか、パンフレットに書いてある通りです。信じて大丈夫です！

2年間で資格を取るための授業が詰まっていて少し大変ですが、何事も全力で頑張ってください。私も頑張ります！一生懸命はかっこいいですから！ね。

———ありがとうございました。
きっかけは心配な出来事からでしたが、夢をみつけ、その夢をまもなく叶えようとしているななみさん。授業は大変と言いながらも、栄養士になるという夢は全く揺らいだことはないそうです。
「一生懸命はかっこいい！」そうですね。僕も見習ってがんばらなくちゃ☆