キャンパスで見つけた面白いこと珍しいことさりげないことを不定期に取り上げていきます。

はじめの一歩~笑顔で手遊び♪~

幼児教育学科「幼児表現(音楽)」の授業ではピアノの個人指導と、季節の歌や手遊びなどを身につけるクラス授業を並行して行っています。この日は4月に入学した1年生が、前に立ってはじめて手遊びを披露するとのことでお邪魔してきました。

前回までの授業で練習した課題曲3曲の中から、一人づつクジを引いて出た曲を暗譜で歌いながら披露します。どの曲が出てもいいように覚えてきていますが、多少の得意・不得意はあるようで、クジを引いた瞬間「わ・・・」と声が上がることも(笑)。

発表後、先生から「緊張や恥ずかしさから早口になってしまいがちなので、リズムを丁寧に、発声に気をつけて言葉がしっかり伝わるように歌うとよいでしょう」とアドバイスがありました。さらに「緊張するのは普通のことで、誰でも最初は緊張します。いつもはできていても、子どもたちにじっと見つめられると萎縮してしまうこともあります。レパートリーはもちろん多い方がよいですが、どんな時でも自信を持ってできる曲をまず身につけておきましょう」と声を掛けられ、少し安心した様子の学生達でした。

最後に、子どもと向かい合って手遊びを教える際には、鏡のように左右を逆にして行わなければいけないため、みんなで左右を逆にして実践してこの日の授業を終えました。今後「わらべうた」遊び、行事の歌、挨拶の歌、季節の歌などレパートリーを増やし、技術を向上させていきます。