家政学部では、4年間の学びの集大成として、各学科での実践的・体験的な研究活動を行います。
約1年間の研究活動の成果を「卒業研究発表会」にて報告します。各学科の4年生と次の研究活動を行う3年生が参加する発表会ですが、今年度は「新型コロナウイルス感染防止」のため、オンラインで行うなどの方法で実施しました。
各学科・専攻での様子を紹介します。
管理栄養士専攻(現:管理栄養学科)は国家試験に向けた対策が行われため、10月に開催いたしました。
人体、栄養、食品開発、医療など各分野の研究成果が発表されました。
主な研究テーマ
・糖質比率が違う食事が月経周期における血糖値とインスリンに及ぼす影響
・「トマト万能だれ」を活用した料理レシピの開発及び販促活動
・ビタミンE作用増強効果を示すゴマ油の継続的な摂取方法の検討
・写真法による食事調査の精度確立に向けた研究
・高校生サッカー部に所属する選手に栄養マネジメントの実施
・抗生物質とサプリメントとの相互作用に関する研究
など。
こどもの生活専攻(現:こどもの生活学科)は4年生だけを大講義室へ集めて実施。その他の学年の学生たちはYouTubeで視聴できるようにして実施しました。
この専攻は、教育、保育、生活、子育ての内容が研究テーマとなります。
主な研究テーマ
・東日本大震災から学ぶ
・えがないえほん 絵本が子どもの成長に与える効果
・こどもが自然と関わるためにできること
・童謡が歌い継がれている意義
・乳幼児時期におけるコミュニケーションの意義
・無気力感と睡眠習慣について
など
家政学専攻(現:ライフスタイル学科)はオンラインで実施。学内の教室や自宅などから発表。
衣・食・住・生活・余暇に関する内容が研究テーマとなりました。
主な研究テーマ
・機能性肌着の着心地について
・三河木綿の歴史と今後のあり方
・ミニマリズムにおける「豊かさ」とは何か
・日本のカフェの特徴について
・お笑い雑誌から読み解く男性芸人のアイドル化
・非常食に関する実態調査と料理の提案
など
全ての専攻が「卒業研究発表会」が終了し、3月の卒業式を待つのみとなりました。
卒業式は3月17日(水)岡崎キャンパスにて挙行予定です。
詳しくはコチラ。