小学校教諭を目指す学生による模擬授業(こどもの生活専攻)

こどもの生活専攻(現:こどもの生活学科)の教育実習指導の授業の中で、小学校教諭を目指す学生が模擬授業を行いました。
今回の対象は3年生ですが、すでに教育実習を終えた4年生もアドバイスを送るため授業に出席していました。

 
 

1人25分間で、選択した科目の模擬授業を行い、他の学生は生徒役として参加します。
教師役の学生は選択した科目で指導案を作成し、それぞれピクチャーカードや実験道具などを準備して臨んでいました。
模擬授業後には他の3年生、4年生から授業内容について様々な意見が出されました。
道徳の授業では、「心づかい」と「思いやり」の違いという区別の難しい題材に取り組み、子どもたちへどう伝えるかなど、
理科の授業では、授業の導入や展開だけでなく、実験道具を配る際の子ども達への注意の促し方に至るまで、より良い授業を行うために様々な視点で意見交換がされました。

 

すでに教育実習を終えている4年生からは、「板書の文字の書き方、大きさ」や「生徒への声掛け」など実際に実習先で指摘された点や、子ども達の反応など自身の経験談と合わせながら的確な意見が送られました。3年生はそんな先輩からの鋭い指摘とアドバイスを聞きながらしっかりメモを取っていました。

最後に先生から、授業の導入の方法や授業の雰囲気など、良かった点も含めてアドバイスをいただき、同じ小学校教諭という目標を持つ学生たちは真剣に聞き入っていました。