学泉の学びレポート #02|伝える力を描く――表情に宿る,ことば以上のコミュニケーション

こんにちは!学生募集室の運営23号です🕊️
今日も,愛知学泉大学・愛知学泉短期大学で行われている講義や演習の様子をお届けします✨

今回は愛知学泉大学「こどもの生活学科」1年生を対象に開講されている,
学泉アカデミーA(イラストテクニック)」を取材してきました!

 

この講義は,保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を目指す学生の人間力を高めることを目的とした「学泉アカデミー」科目群のひとつです。

「イラストテクニック」という名前のとおり,絵を描く力を伸ばす内容ですが,単なるお絵描きではありません。
掲示物や配布物をわかりやすく仕上げたり,子どもと円滑なコミュニケーションをとったりするために実践的に活かせる力を身につけていきます💪

また,自分自身が絵を描くことを楽しむことで,子どもとの「学び」「遊び」「活動」の幅を広げることもこの授業の大切なポイント🎨

 

今回の講義では,「イラストをととのえる」ためのテクニックを,実際に手を動かしながら学んでいきました✍️

まずはウォーミングアップとして,縦線・横線・ギザギザ・波線など,いろんな「線」を描いてみるところからスタート。
そのあとに,シンプルな顔を描いて,指定された表情を表現してみるという流れ。

ここで登場したのが,
「顔のパーツの形や配置をちょっと工夫するだけで,表情はガラッと変わる!」
というテクニック✨

たとえば……
・まゆげをアーチ状に描くと → にっこり笑顔😊
・真一文字だと → クールな無表情😐
・ハの字にすると → 困った顔😟

というように,まゆげひとつで表情は大きく変わるんです!

先生が紹介してくれた「表情表」では,横軸にまゆげ,縦軸に口のかたちを配置することで,組み合わせ次第でさまざまな表情を描けるようになっていました。
もし何のヒントもなく「数十種類の表情を描いてみましょう」と言われたら,「そんなの無理!」と思ってしまいそうですよね。
でも,この「表情表」があったおかげで,学生たちもリラックスして,楽しみながら取り組んでいました✨
中には,自分なりのアレンジを加える余裕がある学生もいて,個性が光っていましたよ☺️

 

実は,わたし運営23号は,絵を描くのってちょっと苦手なんです。
でも,この方法なら,「線」と「パーツ」を組み合わせていくだけで,いろんな表情が描ける気がしてきました✨

ふと思ったのですが――
これって,ゲームでアバターを作るときと似てるかも?って気づいたんです。

目を選んで,まゆげを選んで,口を選んで……って,自分に似せたり,好きなキャラっぽくしたり。
あれと同じように,絵も要素を分けて考えれば,実はもっと気軽に描けるものなのかもしれません🎮🎨

「下手だから描かない」「恥ずかしいからやらない」じゃなくて,
ちょっとだけ工夫すれば,“描ける”って思える!
そんな,前向きなきっかけをもらえる授業でした🌟