教職シンポジウム【こどもの生活学科】

こどもの生活学科の小学校教員を目指す学生を対象に「教職シンポジウム」を開催しました。第1部では半田市教育委員会指導主事の髙下隆史先生をお招きして、小学校教員の魅力についてご講演いただきました。

講演の中でも特に印象的だったのは「教育とは教員が子どもを育てるのではなく、子どもが自分で育つように働きかけること。子どもの躍動を望むなら、教員は全てを教えず、最後は子ども自身に考えさせて『やってみたい!』を誘うことが重要。イキイキとするようなしかけを入れて、学ぶって面白いを子どもから引き出そう」という内容。髙下先生流の学級びらきや授業づくりなども伝授いただき、子どもを理解するためには教員自身が「洞察力」を磨くことが大切であることを学びました。

第2部では卒業生で現職の小学校教員である2名の先生をお招きしてシンポジウムを実施。小学校教員の魅力はもちろん、教職に就いて大変だったことや正直これはキツイから要覚悟・・・といった率直な内容までお話いただきました。「小学校教員は大変な部分も多いけれど、人が変わる瞬間に出会える素敵な仕事。人との縁を大切に、魅力ある先生を目指して頑張ってほしい」と、先生方よりエールをもらいました。

 

またシンポジウム当日は愛知県教員採用1次試験の合格発表があり、学生から嬉しい報告を聞くこともできました!理想の教員を目指して、これからも頑張ってほしいと思います。