ペープサート上演会【こどもの生活学科】

こどもの生活学科「保育内容(表現B)」の授業では、こどもの年齢に合わせた知識を使って感性を養うための表現方法を考えます。

この日は、保育現場で役に立つ「ペープサート」の上演会が行われました。

ペープサートとは、紙に描いた絵に棒をつけ、裏表に動かして演じる人形劇です。

テーマは
「ももたろう」
「どうぶつのあしあと」
「まみちゃんのおつかい」
「ふーちゃんのハロウィン」
「めいちゃんのトリック&トリート」
「なかよしかくれんぼ」
「たくちゃん おなかすいた」
でした。

子どもたちが、集中してみることができるように時間は3分間。
オリジナルストーリーをグループで考え、ペープサートを制作しました。

発表を聞いている園児役の学生に呼びかけます。
「これ、なんだと思う~?」
「みんなも、一緒に名前を呼んでみて~」

ハロウィンのお化けが出てきて
「お化けだ、ギャー」など、子どもの視点でセリフを考えました。

友達と仲良く遊んでほしい、たべものをたくさん食べてほしい、動物に興味を持ってほしいなど、ストーリーに込めた想いはさまざま。

発表を見た学生たちは
・クイズ形式になっていて、自然とコミュニケーションがとれていた。
・会話のペースがよくて、本当に話しているようだった。
・桃からうまれる演出がおもしろかった。
・絵が上手!
・色使いがきれいでよかった。
・声が大きくて聞き取りやすかった。
などコメントしていました。

紙や布、ポリ袋など身近なもので子どもたちをひきつける造形作品を作る技術は保育の現場において重要なスキルとなります。これらの技術は、今後の実習やボランティア活動に活かされます。

※「学泉こども劇場」は本学教員により手作りされたものです。