「食品の表示」を理解する【管理栄養学科】

管理栄養学科の食品学Ⅲの授業では、食品の保蔵、食品加工・包装、食品添加物、保健機能食品、食品の表示について学修します。

この日の授業では、pisa型学力(獲得⇒活用⇒解決)を発揮して行いました。

講義で、食品表示法に基づく食品の表示方法についての知識を『獲得』、加工食品の購入の際に『活用』、他の人へ正しく説明して理解してもらい疑問を『解決』できるようになることが目標です。

各自が持参した加工食品の外袋などを他の人と交換し、食品表示から「品質表示の6項目」「栄養表示の5項目」をプリントに記入。

さらに、品質表示から以下を探し、何表示かを記入。
①原料原產地表示
②遺伝子組み換え表示
③アレルギー表示
④添加物表示のうち、用途名併記
(甘味料、着色料、保存料、防力ビ剂、酸化防止剂、発色剂、漂白剂、増粘剂・安定剤・ゲル化または糊料)
⑤期限表示

また、栄養成分表示から、たんぱく質と脂質と炭水化物の内容量に占める割合を計算。
食塩相当量については、1日摂取目安量(男性7.5g、女性6.5g)に対する割合を記入しました。

 

記入後はプリントを見せながら相手に商品説明し、この商品にはどんな原材料や添加物が使用されているか、賞味・消費期限や栄養成分(割合)はどうかを説明しました。
聞いている学生も、表示を1つずつ確認しながらお互いに理解を深めていました。