Community News 17(2003.11) 秋期特集号


学部海外研修の準備進む

本年度から始まる「コミュニティ海外研修」の準備が進んでいる。  今年のテーマは「フランスのコミュニティを知る」で、研修先はフランスのパリと その近郊都市。研修期間は2004年3月16日〜22日の1週間。アミアンの住民組織、NPO 「プランニング・ファミリアル」「SOSラシズム」、NGO「国境なきスポーツ」、フラ ンス最高裁判所などを訪問し、異文化社会や住民組織、NPOやNGOの活動などについて、 国際的な視点で学ぶ。学部海外研修は、本学部に特徴的な科目である「コミュニティ 運営実習」の国際版と位置付けることができる。  学内事前研修と海外研修に参加することで、2003年度秋セメスターの単位として認 定される。奮って参加しよう。
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フランス・アミアンの町内会での会談の様子。手前右から4 番目の横顔は、前学部長の中田實先生。
「まちづくり」にについてこのコミュニティ と10年来の交流を続けておられる。


「豊田学泉祭」開かれる

「リニューアル」をテーマに、11月1日(土)・2日(日)の2日間、第14回 豊田学泉祭」が盛大に開催された。
本学部からは展示企画として、2号館南の中庭で作品を屋外展示したコミュニティ 運営実習グループ(高橋博久先生)、來田ゼミのレクリエーション体験型ウォークラ リー「アソベンジャー」(写真1)、建石ゼミの、まちがった性知識を見直すコーナー、カミツ キガメやブラックバスなど生きた動物を展示した矢部ゼミの「外来生物展」、西山ゼ ミのアメリカ文化展、保田ゼミの紙芝居、後藤ゼミの心理カウンセラーのコーナーが あった。
初日には保護者会が開かれ、54名の父兄(コミュニティ政策学部19名)が豊 田キャンパスを訪れ、指導教員と昼食をともにし、懇談した。
会場には子供たちも多数訪れ、アソベンジャーや屋台(写真2)、ステージ企画、ゼミ展示の 行き来に忙しそうであった。
安城学園高校の生徒を中心としたダンスチームは、駐車場ステージでリズミカルな ダンスを披露してくれた。
森田大介君らコミュニティ政策学部第1期生の5名のグループは1日にバザーを出 店し、現役の学生を取り巻く人々も祭を盛り上げてくれた。森田君は「学泉大学への お礼の意味を込めて、卒業後もときどき集まっている仲間でやって来ました。」と語っ てくれた。
その他にも学生会OB、ゼミOBなども多数訪れてくれ、先生方との談笑を楽 しんだ。
教職員有志グループもリサイクルショップを開き、大変盛況であった。(写真3)
豊田学泉祭は、学生だけではなく小中学生、高校生やOB、OG、教員、職員、地域の 方々も参加し、楽しんでいた。コミュニティ政策学部を抱えるキャンパスらしい大学 祭であると言えよう。
エンディングは夜空に燃え上がるファイアストームで締めくくられた。

(写真1)
來田ゼミ企画「アソベンジャー」
子供たちの人気爆発であった

(写真2)
焼き鳥屋台 大変おいしかった

(写真3)
教職員有志によるリサイクルショップも大盛況

OBも多数参加してくれた


 

コミ学部からも9人の卒業生
秋の卒業式
 
コミュニティ政策学部四年生九人が秋に卒業した。愛知学泉大学平成十五年度九月期卒業式は九月二十六日、一号館大会議室で行われた。秋の卒業生は全員コミュニティ政策学部出身者で、女子学生二人、男子留学生一人が含まれていた。卒業生は欠席者一人を除く全員が学長から一人ひとり卒業証書を授与された。来賓祝辞、在学生送辞を受け「蛍の光」が流れる式場を後にした卒業生は、恩師を研究室に訪ね激励を受けるなど、最後の学生生活の余韻を味わっていた。  「パソコン青年」として学内でも有名人だった高野哲朗君もこの日、長い学生生活にピリオドを打った一人。卒業後はパソコン関連の企業に就職するつもりだという。一年生から学園祭実行委員として活躍、学生会活動にも全力で取り組んだ。大学のパソコン講座にも助手として加わり、パソコンでアルバイト収入も得た。そんな学生生活に別れを告げ、就職先に近いところにアパートを借り、一人暮らしをする。高野君の気持ちの高ぶりが感じられた。

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