入院患者向けの献立作成に挑戦しました
専門実践実習「疾病治療・重症化予防」の活動として、家田病院(愛知県豊田市)の入院患者さま向け「イベント食」に携わりました。入院患者さまは10〜90歳代と年齢層が広く、各世代に受け入れられる献立を作成することが課題でした。患者さまの便通を良くするために「食物繊維を10g以上」とし、その他の栄養素についても細かな基準が設定されています。さらに1食分の予算や使用できる食器など、献立の内容だけではなく、現場ではさまざまなことを考えなければならないこと実感しました。私たちグループでは「毎日が話し合い」の日々として、活動を行いました。
さらに食事は見た目も大事。活動の時期が2月でしたので、「バレンタインデー」にちなんだ洋食メニューを提案しました。しかし食物繊維を多く含んだ献立にしやすいため、和風ハンバーグを主菜にした和食メニューにすることに変更。また、日頃食べ慣れた味にするために、地元の味噌を使うなど工夫もしました。