カナウカナエル - 学泉で叶う、学泉で叶える。

卒業生インタビュー

恩師からの言葉と学びが夢を実現させ、
今の自分の土台になっています。

こどもの生活学科卒業 M.Oさん

愛知県 小学校教諭

学級通信を通じてクラスをひとつに

現在は小学2年生の担任として、毎日の授業はもちろんのこと給食や清掃など児童の学校生活全般に関わっています。
小学校というところは教室に子どもたちがいるだけで自然とがんばれる自分がいます。少々元気がない日でも笑顔で挨拶をすると、子どもたちは満面の笑顔で応えてくれて、その明るさに元気づけられます。自分の創意工夫によって子どもたちと共に成長できる場だと実感しています。そんな私が、今、やりがいを持って取り組んでいるのは「学級通信」。週3回程度をめざして作成し、子どもたちのがんばりを応援したり、保護者に様子を伝えたりしています。子どもたちも喜んで読んでくれて、保護者からも嬉しい言葉をいただけるので、これが学級経営の柱になっていると思います。子どもたちの笑顔と保護者との信頼関係を築くために日々の話題をリアルタイムで先生と生徒、学校と家庭をつないでいきたいです。

諦めずに4度の挑戦で掴んだ夢

在学中の思い出で鮮明なのは、ゼミの先生から生き方や仕事との向き合い方、一所懸命にやることの大切さを学んだことです。「情熱をもってやりなさい」「必死にやりなさい」と言われても、当時はピンと来ませんでしたが、現場にたった今、その思いは大事だと改めて感じています。
実はなかなか教員採用試験に合格できず、卒業後、講師をしながら4回目の受験で合格しました。在学中、「面接はありのままで臨めばいい」と言われましたが、それがなかなか理解できず…。次第に、無理に答えを用意するよりも素直な姿勢で臨めばいいとわかり、3回目の面接でようやく自分の実体験を交えながら思いを伝えられるようになりました。合格した年は、「ここまでやったんだから絶対に受かる!」と思えるまで勉強に励み、面接対策をしました。講師として勤めていた学校の校長先生が面接練習をしてくださるなど、多くの人に支えられたことにも深く感謝しています。

大学時代の学びを軸に日々研磨

愛知学泉大学には小学校教員経験がある先生が多く、その方々の授業は現場に即していて、今でもとても役にたっています。例えば、体育の授業では、大学で教えてもらった内容をそのまま応用することも。教員になってから、先生の著書を購入して参考にさせてもらっています。非常にわかりやすく、やっぱり先生方はすごかったと今でもリスペクトさせていただいてます。
これからも子どもたちに向き合い続ける教師でありたいと思っています。そのために今は学生時代に増して勉強に励む日々です。僕は人生の中で、今が一番充実しています。自分がめざす方向がはっきりしたので、毎日「大人って楽しい」と思いながら過ごしています。
どこで学ぶかも大切ですが、自分は何がしたいのかを明確にして「何をするか」が重要だと思います。愛知学泉大学は、何かをしようとする人にきちんとこたえてくれる大学です。ぜひがんばってください。