カナウカナエル - 学泉で叶う、学泉で叶える。

内定者インタビュー

子どもの得意げな言葉が
教師への道を拓いてくれました。

こどもの生活学科 K.Sさん

北海道 小学校教諭 内定

保育実習と教育実習の両方の経験。自分にあった進路を決められました

小学校の先生だった祖母の影響で子どもに関わる仕事に憧れを抱いていました。中学時代から保育士志望でしたので、大学は保育士免許と小学校教員の両方が取得できる愛知学泉大学に進学。大学では保育実習を経験した後、小学校教員にも興味を持っていたのでさらに教育実習を経験しました。担当したのは5年生。算数の授業で割り算のひっ算が苦手な児童にわかりやすく伝えるために「目で見てわかる算数の授業」をしようと考え、模型の教材玩具を用い、説明しました。すると、それまで算数が苦手だった児童もひっ算の仕組みが理解できるようになったことはとても嬉しかったです。加えて、教育実習の最終日にもらった手紙に「先生のおかげで算数が好きになった」「先生のおかげで今は割り算のひっ算が一番得意になったよ」と書かれてあり、うれしくて涙したのを覚えています。小学校の先生になりたいという想いが強くなった瞬間でした。

採用試験では面接指導が力に!学びを活かし「生きること」を伝えられる教師に

教員採用試験に対しては、手厚い面接指導がうれしかったです。教員採用試験をめざす学生が集まる学外の「面接模擬試験」に参加した際、他大学の学生は当たり障りのない回答をしているのに対し、本学の学生は、面接練習で培った力を発揮し、具体的で明確な回答ができるようになっていました。そこで、面接練習の重要性を目の当たりにしました。もちろん、面接練習と並行して、筆記試験の勉強もできました!
また、他学科の学生も受講する「生涯学習概論」の授業では、これまでの人生経験をもとに考える「生きるとは」について学び合いました。他の学生の人生経験や考え方を聞く、よい機会となりました。この経験も教員として子どもたちへ「生きることの素晴らしさ」を伝えていきたいと思います。

実行委員長として務め上げた学泉祭は一番の思い出です

大学の3年間、学泉祭実行委員会に所属し、最後の年は実行委員長を務めました。その時の学泉祭のテーマは記(しるし)。自分が辿ってきた足跡を付けるという意味を込め、愛知学泉大学での学生生活の想い出をつくろう!と学生たちに伝えました。ところが本格的に準備を進めようとした時に新型コロナウィルスが蔓延し、さまざまなイベントが中止に。正直、どうしたらいいのかわからず戸惑い、不安な日々でした。しかしながら、実行委員会メンバーで力を合わせて感染対策を徹底し、〝本学の学生だけの参加〟と規模は縮小されましたが、無事に楽しい学泉祭を開催することができました。一時は学泉祭自体が中止になることも懸念されましたが、諦めずに、誰もが安心・安全に楽しめる学泉祭を実施できた、忘れられない想い出です。この経験を通じて身についた「諦めず考えるチカラ」は教員になっても活きると思います。