カナウカナエル - 学泉で叶う、学泉で叶える。

内定者インタビュー

多様化する子どもたちに
一人ひとり寄り添っていきたい。

こどもの生活学科 I.Kさん

福岡県 小学校教諭 内定

在学中はいろんなことに挑戦しました

小学生のころの担任の先生に憧れて、「子どもと関わる仕事」をめざすようになりました。愛知学泉大学を選んだのは、小学校教諭と幼稚園教諭、保育士の3つ免許・資格が取得できることが魅力だったからです。子どもに関わりたいと思いつつも具体的なことはまだ漠然としていた私。学びながら将来の道を決めたいと思っていました。
在学中は教育に関することだけでなく、さまざまな経験をしました。印象に残っているのはボランティア活動です。所属していた「合唱サークル」で『東日本復興支援活動』に参加。現地で小学生や幼稚園児と一緒に歌を歌ったり、仮設住宅に住む方々との交流は貴重な体験になりました。
その他、3年次の夏休みには「カナダ留学(短期)」も経験。語学学校でフィリピンやブラジル、中国の学生たちと学び合うことで、価値観の違いなどに体験でき視野が大きく広がりました。

先生や友人のおかげで無事に採用試験に合格!

採用試験で苦労したのは二次試験の模擬授業や英会話、個人面接です。夏休み期間中は毎日学校に来て、学科の先生方や就職課の方に多くの指導やサポートを行っていただき、練習を重ねました。祖父母が住んでいるという理由で志望した福岡県は学内で過去に受験した学生がなく、対策方法などの情報収集も大変でした。
そんな私の支えになったのが「教員採用試験対策講座」です。担当の先生が制作した教職教養試験の対策で解いた問題が本番の試験でも同じ問題があり「ちゃんと勉強してよかった!」と先生への感謝の気持ちが倍増しました。
また同じ道をめざす友人たちも力強い存在でした。友人4人で、毎週木曜の5限目(16:40~18:00)に自主勉強会を開催。得意分野を発揮してわからない問題を教え合ったりしました。つらい時期もありましたが「私一人じゃない」と思うとモチベーションを維持することができ、最後まで諦めることなく挑めたことです。

実践的な学びを現場で活かしたい

大学の授業では、小学校教諭の必須科目として「国語」「算数」「理科」「社会」などの研究や教育法で重要箇所や指導法の工夫などを学び、現場で活かせる内容をたくさん行いました。初めて「音楽の模擬授業」を行った時、45分間を一方的に伝えることに一生懸命になり、児童が楽しむ時間を設けられなかったと反省しました。指導していただいた先生からは、「歌詞の説明が中心となり、国語の授業のようになっている。もっと音楽が好きになるような授業にすると良い」とアドバイスを受けたことを思い出します。
また教育実習では現場の先生方の対応力が勉強になりました。児童たちの多様化、国籍や感性の異なる子どもたちが同じ空間で学ぶため、教室環境を整えたり、他の先生と連携することの大切さを学びました。
こうした経験を活かして、児童一人ひとりに寄り添いながら、優しく背中を押してあげられる先生になりたいです。