食で人を助けられたと思う瞬間がやりがいに
小牧市民病院の管理栄養士として働いています。仕事は大きく分けて2つ。1つは病院に併設された健診センターにて特定保健指導を行うこと。いわゆる“メタボ指導”と呼ばれ、健康診断や人間ドックでメタボリックシンドロームまたは予備軍と診断された方に対して、食生活の改善などのアドバイスを行います。もう1つは病院業務です。NST(Nutrition Support Team)と呼ばれ、チーム医療のメンバーとして、医師や看護師の方と入院中の患者さんの栄養ケアや栄養指導などを行っています。
やりがいを感じるのは、食事、いわゆる栄養で人を助けたと思う瞬間です。数値が改善されたり、笑顔が戻ったりすると「仕事が楽しい!」と実感します。
逆に、医師や看護師と話す時に知らないことがあったり、意見を求められても的確に答えられなかったりすると勉強不足を感じて「まだまだ力不足だ」と辛くなります。しかし、これも患者さんを健康に導くための大切な気づきです。悔しさをバネに日々勉強しています。