やみつきになる味わいをめざして
体験型授業「スタジオ」は、今まで学んできた食の知識、デザインの知識、地域活性化への取り組みなどを活かし、行政や地域、地元企業とコラボし、新たな企画・提案・情報配信を行う活動です。この「スタジオ」は3年生に1年間かけて行うこの学科一番の魅力であり、他大学にない特徴だと思います。私たちは岡崎市のパン工房(株)サンクレールさんとコラボさせていただき、新しいパンを開発することになりました。
まずはどんなパンを作るのかアイディア出しからスタートしました。「スタジオ」の活動は、地域貢献・地域活性につながることも目的。そこで、岡崎市が街ぐるみで取り組んでいる『おかざきカレーパン街道』の活動に着目。私たちも地元食材を使った“個性的”なカレーパンを開発しよう、ということになりました。販売するターゲットを「私たちと同年代の女性」とし、女性が特に食べるときに行う行動の一つに「少し食べさせて😃」とシェアすることができるカレーパンを提案。味については「みたらし団子」や「チョコがけポテチ」のような「甘くてしょっぱい味」のカレーパンがあれば、斬新で、おやつ感覚で楽しめるのではと意見をまとめ、お店に提案しました。
※「おかざきカレーパン街道」
岡崎市内の23店舗+キッチンカー3店舗の合計26店舗が地元食材を使った個性的なカレーパンを販売し、岡崎グルメを盛り上げる取り組み。