担任と部活の顧問に授業の予習…すべてに全力投球です
私が現在勤めている高校には、家庭科を専門的に学ぶ生活デザイン科があります。私は生活デザイン科の教員として、クラス担任と専門授業の担当、弓道部の顧問などを受け持っています。「被服分野」の授業は、「家庭科技術検定」に向けて基礎縫いやアウターパンツ製作の指導、パッチワークや刺繍などを身につけるのが狙い。中には裁縫が苦手な生徒もいますが、『検定に合格させてあげたい!』という想いのもと、基礎・基本を大切にしながら根気強く指導にあたっています。
また、県内3校ある生活デザイン科独自の教科である「暮らしのデザイン」の授業は、この授業を目当てに本校に通っている生徒がいると言っても過言ではないほど人気の授業。『期待に応えたい!』という想いで自然と力が入ります。デザインの基礎や色彩学、ファッションデザイン画やドールハウスの製作など指導内容は多岐に渡り、大学で勉強したことがとても役に立っており、大学時代のノートやレポート、作品などを見返し、生徒たちにわかりやすい授業を展開できるよう努めています。