長 拓実 Cho,Takumi

担当科目

• 家庭科教育法
• 家庭科教育法B
• 家庭科教育法D
• 家庭科研究
• 小学家庭
• 生活学概論
• こども生活学Ⅰ
• 卒業研究　など

研究紹介

• スウェーデンのスロイド（slöjd）という、ものづくり教科について研究しています。特に、日本の家庭科における被服製作学習に相当するテキスタイルスロイド（textillslöjd）に興味があります。実際にスウェーデンの小学校や中学校を訪問し、授業観察調査や教師へのインタビュー調査などをしています。

経歴

• 早稲田大学本庄高等学院、上海日本人学校 虹橋校（中国）、バーナビー日本語学校（カナダ）、文教大学付属中学校・高等学校、2022年4月本学に着任

論文

• 長拓実・河村美穂. (2017). スウェーデン人大学生調査からみるスロイド教育の学び. 埼玉大学紀要 教育学部, 66(1), 35–48.
• 瀨川朗・長拓実. (2023). 小学校家庭科の布を用いた製作題材における技術の検討 ―検定教科書の通時的分析から―. 鹿児島大学教育学部研究紀要 教育科学編, 74, 111–132.
• 小清水貴子・瀨川朗・若月温美・椎谷千秋・田中和江・河村美穂・千葉悦子・長拓実・仲田郁子・中村恵美子・松井洋子・松岡文子・横瀬友紀子. (2024). ライフヒストリーの読み合いにおける家庭科教師の省察の様相 ―読み合いの記録にみられる気づきに着目して―. 静岡大学教育実践総合センター紀要, 34, 140–153.
• 長拓実・瀨川朗. (2024). スウェーデンの被服製作学習における教師の役割 ―個別的な支援に着目して―. 愛知学泉大学紀要, 6(2), 53–67.

学会発表（2019年～）

• 長拓実・河村美穂. (2019). 日本につながる子どもたちが日本の生活文化を学ぶ. 日本家庭科教育学会 第62回大会.
• 長拓実・河村美穂. (2021). スウェーデンの学校教育におけるテキスタイルスロイドのはじまり ―Hulda Lundinによる教師用指導書（初版）を手掛かりに―. 日本家庭科教育学会 第64回大会.
• 長拓実. (2021). コロナ禍における生活の変化を生徒が認識する学習 ―家族分野の学習との関連―. 2021年度日本家庭科教育学会関東地区会大会.
• 長拓実・森山三千江. (2023). 家庭科教員が希望する研修の検討 ―新学習指導要領の全面実施に伴う質問紙調査より―. 日本家政学会 第75回大会.
• 長拓実・瀨川朗. (2023). スウェーデンの被服製作学習における個別最適な学びの実態 ―授業観察記録の分析―. 日本家庭科教育学会 第66回大会.
• Michie Moriyama・Takumi Cho・Akiko Hiraiwa・Atsuko Yamamoto・Toshiko Kumazaki. (2023). Survey on the actual situation of stockpiling and the examples of emergency meals. 21st ARAHE Biennial International Congress 2023.
• 長拓実・瀨川朗. (2023). スウェーデンのナショナルカリキュラムの改訂に伴うスロイド学習内容の変化 ―2022年版と2018年版以前の比較―. 日本家政学会中部支部 第67回大会.
• 信太寿理・長拓実・渡辺ユリナ. (2023). ICTツール使用に関する大学生の自信 ―因子分析による検討―. 日本心理学会第87回大会.

外部資金

• スウェーデンのスロイド教育を応用した個別最適な被服製作学習の研究, 日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援, 課題番号: 22K20229（研究者代表）, 2022年8月– 2024年3月.
• スウェーデンのスロイドにおける評価方法を応用した被服製作学習プログラムの開発, 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 課題番号: 24K06010（研究者代表）, 2024年4月– 2028年3月.

受賞歴

• 日本家政学会第75回大会若手研究者ポスター賞, 日本家政学会, 2023年6月
• 2023年度中部支部大会発表奨励賞, 日本家政学会中部支部, 2023年9月

メッセージ

私はこれまで小学校・中学校・高等学校で教師として働いてきました。その経験を活かし、学校の先生になりたいという学生の夢を応援したいと考えています。興味がある方は、是非研究室までお越し下さい。

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