食物栄養学科では、地元岡崎で創業110年を超える生麩の老舗 麩屋万商店((株)麩屋万)様より「栄養士を目指す学生のアイディアで若い世代にも麩の魅力が伝わるようなメニューを考案してほしい」と依頼を受け、2018年より毎年オリジナルレシピの開発に取り組んでいます。
(☆考案したレシピは、麩屋万商店様の公式サイトにてご紹介いただいていますのでぜひご覧ください)
そして今年度、麩屋万商店 峯田社長より新たな依頼を受けました。
それは・・・
「麩屋万商店の看板商品である生麩のパッケージデザインを提案してほしい」というもの。
学生はこれまで取り組んできた、コープ岡崎北店で採用いただいている野菜や果物に添える販売促進POP制作や、食育教室の教材づくりなどの経験を活かして一人ひとり思い思いのデザインを考案しました。
写真は社長をお招きして行われた最終コンペの様子です。学科投票により上位に選ばれた学生がデザインに込めた思いをプレゼンしました。
食物栄養学科の学生とあって、低脂肪・高たんぱく・低カロリーと麩の栄養面をPRするもの、写真とレシピで調理イメージを紹介したものなど学びを活かしたアプローチからデザインしたもの。オリジナルキャラクターを考案して親しみやすい印象を与えたり、縁起が良いとされている模様を用いて手に取ってくれた方の家庭円満や、販売元である麩屋万商店 様の繁栄を祈願したものまでアイディア溢れるデザインがならびました。
栄養士の仕事として、献立や栄養成分の紹介、健康に役立つアドバイスなどを伝えるポスターやチラシを制作することもあるため、今回の経験は将来 活きてくることと思います。
発表を受け、峯田社長からは「一見シンプルなデザインにも深い思いが込められていることが分かり、大変興味深く拝見しました。社内デザイナーとも相談して決めたいと思います。」と総評をいただきました。
年内にはデザインが決定し、実際に商品化されて店頭に並ぶ予定です。
これから採用までにブラッシュアップされていくかと思いますが、どのデザインが選ばれるのか楽しみです。
〇デザインコンペの様子
〇学科内で行われた事前投票の様子
〇採用デザインは未定ですが、事前投票で上位に選ばれた学生には功労を称えて賞状と記念品が手渡されました。