5月16日(木)と6月6日(木)の2日間、幼児教育学科 児玉ゼミが乳児とその保護者の方を対象とした「マザリーズひろば」を開催しました。
マザリーズとは、赤ちゃんに話し掛ける際に自然とゆっくり抑揚をつけたようになる、乳幼児向けの話し方です。赤ちゃんの発達に大きな影響を与えるといわれています。赤ちゃんだけでなく、周りの人みんながゆったりとした気持ちになるマザリーズを活用して、赤ちゃん体操や絵本の読み聞かせなどを行いました。
5月の開催では・・・
お互いに自己紹介を行い、早速「♪おふねをこいで」で赤ちゃんとスキンシップ。お母さんに代わって、学生も赤ちゃんと触れ合って距離を縮めます。
後半は赤ちゃんがぐずってしまうのを防ぐため、気分を変えて図書館へ移動。事前に設けた絵本コーナーなどからお母さんに好きな本を選んでいただいて、学生がその本の読み聞かせをしました。
6月の開催では・・・
学生企画を中心に、大型絵本の読み聞かせなどを行いました。赤ちゃんが興味をひくように、動物の鳴き声などは特に抑揚をつけて読みます。電子ピアノや打楽器で効果音もつけました。
「いないいないばあ」のような振付の「♪ととけっこう」を赤ちゃんの目の前でやると、満面の笑顔を見せてくれました。
さらに6月は講座終了後にランチ企画を実施。毎日子育てで忙しいお母さんに少しでもゆっくり食事をしていただくため、学食でランチをとる間にお子様を抱っこしたり、食器を片付けるなどサポートしました。
終了後、学生に感想を聞くと「赤ちゃんとの触れ合いはとても楽しかったが、お母さんのして欲しいことを理解することが難しくもっとサポートできたのでは・・・」と反省の声もあがっていました。今回の反省を活かして、今後も様々な子育て支援活動に取り組んでいきます。