教育現場に近い視点で児童と接することができました(こどもの生活専攻)

鈴木 有莉さん
家政学部 こどもの生活専攻4年(豊丘高等学校出身)

4年次に行く「教育実習」より前に、愛知学泉大学では「エクスターンシップ活動」という授業補助活動を通じて3年次から小学校に赴きます。この専攻の特徴のひとつであるその活動に参加した学生にお聞きしました。

学びたいことを具体的にして積極的に伝えることで高学年と関われました。

小学校には1年生から6年生までの児童がおり、学ぶ内容や成長などに大きな違いがあります。私は保育園や幼稚園で実習を行い、小さな子どもたちと関わる経験をしたのですが、小学生との関わりが少なかったので、大学の先生に希望を伝え、小学校5年生の補佐をさせていただくことになりました。参加する前は5年生がなにを学び、なにに興味があるのか不安でしたが、事前に小学校の方針などをいろいろ調べるなどし、準備をしました。


いっしょに参加した仲間たちは心のささえになりました。

4年次にはじまる教育実習に先駆けて、さまざまなこと学ぶことができました。

私は3年生の1年間を通じて「エクスターンシップ活動」に参加しました。前期は大学近郊の矢作東小学校に赴き、後期は矢作北小学校に出掛けました。後期で担当させていただいたのが5年生です。5年生になるとしっかりと自分の意見を持った子どもが多く、距離を縮めるのが大変でしたが、机間指導をしながらコミュニケーションを取るようにしました。また、担任の先生の指導方法もよく見ることができました。


学習状況を確認する机間指導をできたのも良い経験になりました。

「エクスターンシップ活動」を経験して一番学べたと思うのは成長に応じた児童との関わり方です。言葉掛けや寄り添い方についても児童の成長度合いに合わせて変えていこうということを以前よりも考えるようになりました。児童はみんな素直です。「できたよ!」と言って喜ぶ顔を見ると私もうれしくなります。これらの経験を通じて自身の教育観が深まったと思います。児童の成長といっしょに私自身も成長していきたいと感じました。


保育園や幼稚園での実習に参加したことも良い経験です。


児童の成長、そして笑顔を喜べる小学校教諭になるのが目標です。