


2019年度 卒業式
2020年3月24日
2018年度 卒業式
2019年3月18日
第8回社会人基礎力育成グランプリ大会
2018年12月14日
松平高校にて「なるには講座」を実施
2018年11月21日
Q.現在、カナダの大学で言語学の研究をされているそうですね。
A.はい。愛知学泉大学を卒業後は自動車関連の会社に就職し、車についての実用的な知識や技術を学ぶことができました。今は、ひょんな事からカナダにあるアルバータ大学で博士課程の3年生として言語学の研究をしています。
Q.これまで様々な経験をされたそうですね。
A.現在に至るまでの、カナダでの生活はトラブル続きでした。金銭的な理由から英語を勉強する学校に通うことができず、カナダ到着後すぐに大橋巨泉氏が経営する日本人観光客向けのお土産屋で働き始めました。3年間の勤務終え、30歳を期に、学生としてカレッジで英語の勉強を始めました。一年をかけて、第二言語として英語を教えることができる資格を取りました。その後、それでは飽き足らず、大学に入りなおし、一年をかけて、大学院に入学しました。2年かけて応用言語学の修士号を取得した後、今は言語をより深く研究をするために言語学の博士課程で音声学と心理言語学を中心に研究を行っています。
Q.学泉大学ではどのような毎日でしたか。
A.講義、アルバイト、地元でのサッカークラブ活動等、とても忙しく過ごしていました。その頃にあった人達、特に大学で出会った友人は、今でも連絡を取り合っています。在学中の4年間はとても充実していました。
現在、自分が学生ということもあり、学泉で得た知識や実践的なスキルがとても役に立っています。建設的な考え方を基礎として、客観的、そして論理的に物事を分析するようにしています。そして、それらの分析結果を実世界へどのように応用していくかを考え、研究に励んでいます。学泉で勉強した分野とは全く違いますが、これからも学泉の卒業生として研究に励んでいきたいと思います。
Q.後輩に何かメッセージを送るとしたら・・・。
A.最近の日本では、大学生が在学中に海外へ留学することも多いと聞きました。それに加え、ワーキングホリデーというシステムを使い、海外で働きながら英語を勉強する人も多いようです。私は盲目的に「グローバル化」を推奨することはあまり好きではありませんが、海外で生活することにより、新しい見解が身につき、物事を客観的に考察できるようになるきっかけになると思います。
私の場合は、英語でコーヒーすらオーダー出来なかったところから、どうにかカナダで大学院生として研究が出来るまでになりました。手放しに年齢は関係ない!いつでもチャレンジすることが良いとは私は言いたくありませんが、カナダでは何をするにも年齢は関係ありません。
「自分にはいろいろな可能性がある。」ということを忘れないでください。