


2018年度 卒業式
2019年3月18日
第8回社会人基礎力育成グランプリ大会
2018年12月14日
松平高校にて「なるには講座」を実施
2018年11月21日
企業懇談会2018
2018年11月20日
田中人先生のプレゼミ2では、この秋学期から「商店街の活性化」をテーマに豊田市永覚新町商店街の調査・取材を行っています。これは愛知県産業労働部商業流通課が推進する「あいち商店街活性化プラン2016ー2020」の一環として取り組む事業で、愛知学泉大学は、愛知県から同プランに基づく商店街と大学とのマッチング交流会の第一号として採択されました。今後商店街の調査やイベントに参加し、商店街のみなさんと学生が一緒になって活性化に取り組みます。
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11月2日(水)、第2回目の現地調査をしました。活性化のためには「まず相手を知る」こと。現地に足を運び、永覚新町商店街とは一体どんな商店街なのか、商店街のみなさんに案内をしてもらいながら調査しました。
実際に店の中を見せていただいたり、オーナーの方に質問をしました。
例えば電気店にて。「量販店にはない利点は?」に対し「電気屋は、配達や修理でお客さんの家に直接上がることになるので、なじみの電気屋さんだと安心してもらえるし、各家庭の間取りも把握しているので最適なものを提案できる。」
また「この商店街には個人店がたくさんあるが、若者の職場体験は受け入れているか?」など、「活性化」についていろいろな角度から考えてみようという発想も見られました。
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もともと商店街の活性化を目指して様々な取り組みを行っている永覚新町商店街。その中でも「にぎやか市」は今年8年目となる恒例のイベントで、毎回多くの人が訪れます。11月13日(日)の市には学生も参加することになりました。
自分たちが無理なく関われることを探り、学祭での出店経験などを活かしたドリンクの販売や、子ども達に喜んでもらえるような企画で参加しました。この日は天気が良かったこともあり、朝からたくさんの人で賑わいました。学生達の店も大繁盛!元気よく呼び込みをしてくれた学生もいて、特に子ども達に大人気でした。
もちろんイベントの準備や後片付けも積極的に手伝いました。
また今回の活動をするにあたり、現地調査が始まる前から「調査」、「企画」、「広報」というグループ分けをし、それぞれの役割を意識しながら動いています。この「にぎやか市」においても、「広報」担当の学生が積極的に出店者や商店街の人にインタビューをしていました。
商店街の理事長からは「このイベントは、次の世代にも定着してもらいたいし、心に残るものをつくっていきたい。ぜひ学生のみなさんには今後『参加する』だけでなく『企画・立案する』ところまでやってもらいたい。」とお言葉をいただきました。
この日の活動で、学生は少し「相手を知る」ことができたはず。相手を知ると、相手のために何か自分にできることはないか、と思い始めるもの。「こんなことをやってみたい」「商店街の人に喜んでもらいたい」という学生の思いが形になることを期待しています。