行政、ボランティア、学生が共に活動しています。~鞍ヶ池公園の整備を通して~

豊田市民なら誰でも知っている「鞍ヶ池公園」。
この公園の整備に現代マネジメント学部の学生が関わって、今年で3年目となります。
「行政(豊田市公園課)」、「市民ボランティア(里地里山会)」、「学生」の三者が共に活動をする中で、様々な課題を発見し、解決していきます。

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昨年参加した学生は、田中人先生の指導のもとその成果をまとめ、大学の全学生と教員の前で発表し、好評価をいただきました。これは、その発表の一部です。

鞍ヶ池公園整備事業への参画Master.pptx  鞍ヶ池公園整備事業への参画Master.pptx

鞍ヶ池公園整備事業への参画Master.pptx  鞍ヶ池公園整備事業への参画Master.pptx

今年、その発表に刺激されて鞍ヶ池実習をやりたいと集まったメンバーも、昨年とは違った新たなアイディアで公園の整備に一役かっています。小川を利用して「ししおどし」をつくったり、金具を使わず木材だけのベンチをつくったり、木や枝を切って生態系の保全に協力したり…。

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市民ボランティアとして公園の整備をしている「里地里山会(NPO)」の方々とは、3年目ならではのいい信頼関係も築けているようです。「とりあえず自分たちでやってみて、うまくいかなかったら聞きにおいで。」というスタンスで常に温かく見守っていただいているので、学生はのびのびと活動できています。行き詰ると、「○○さん助けてください!」とSOSも(笑)

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またこの日はハロウィンということもあり、里山会の方がマシュマロクッキーサンドとアップルティーをふるまってくださいました。学生も楽しそうにお手伝い。この日特別に参加してくれた、「大学と地域活性化」について研究している名古屋大学の学生さんも交えて、みんなで美味しくいただきました。

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豊田市公園課の方からは、「生態系の保全整備については人手不足で思ったように作業が進まず、学生さんに参加してもらって助かっています。実習が終わってからも里山会に入ってもらいたいくらいです。」とのこと。実習の中で学生が解決できる問題もあれば、このように整備事業全体が抱える大きな問題も見えてきます。そのあたりとどう向き合うのか、今後も学生達の取り組みと成長を継続的に追いかけていきたいと思います。

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