


2018年度 卒業式
2019年3月18日
第8回社会人基礎力育成グランプリ大会
2018年12月14日
松平高校にて「なるには講座」を実施
2018年11月21日
企業懇談会2018
2018年11月20日
3年生の「専門ゼミ」の様子です。
田中人先生のゼミでは、これから本格的に進めていく卒論について一人ずつ順番に発表し、その内容や研究の進め方、プレゼンの仕方などを他の学生から指摘してもらいます。この日発表した学生の卒論テーマは、『自治体における防災の現状と課題』。やがて訪れると言われている南海トラフ地震に備えて、この地方の自治体はどのような対策をしているのか、そこにはどんな課題があるのか、防災だけでなく大切なのは減災ではないか、といった論点で発表しました。
「近隣の市役所や警察、消防にも聞き込みをしたい」「駅などに置いてあるパンフレット等の資料を集めたい」「他地域の防災対策も調べて比較したい」といった展望を述べ、また「夏に参加した市役所防災対策課でのインターンシップの経験を活かしたい」とも・・・。
一通り発表が終わると、ゼミ仲間から意見をもらいました。「聞き取り調査をしていく、という研究方法は自分も取り入れたい。」「発表の間にちょっとしたクイズのような形で聴講者に質問していたのが良かった。」「話すタイミングとパワーポイントの見せ方にズレがあったのは改善すべき。」など様々出されました。
また先生からは「話術はとても良かった」「他地域との比較など、研究対象を広げすぎないほうがいい。」「パワーポイントは写真などもどんどん入れて、それだけでストーリーがわかるようにしてもいいかもしれない。」等のアドバイス。また「あなたがインターンシップで感じた、行政に対する『これでいいのか』という自分の思いをもっと出してもいいんじゃないか、市の担当者にアピールするくらいの気持ちでやってみたら。」という提言は、実際にこの学生のインターンシップ先を訪れた先生からの言葉だけあって、学生にも強く響いたようです。
このゼミを受講しているのは3年生ですが、すでに2年の段階で各自が研究したいことを見つけ、今年の夏にテーマがほぼ決まったそうです。現代マネジメント学部では、1年の「基礎ゼミ」、2年の「プレゼミ」、3年の「専門ゼミ」、4年の「卒業研究」と、継続的に、しかも早い段階から少人数で指導を受けられる体制が整っており、2年の後期からは指導教員も変わりません。一人ひとりの学生を各教員がじっくりと見守ることで、すべての学生が進みたい方向に進めるよう手助けしています。