面白い授業は、いろいろなところで役に立つ。

鈴木君は今年4年生ですが、就職活動は順調に進んでいますか?

はい。いくつか内定をいただき、自分の条件に合わずに辞退したものもありますが、最終的には希望していた会社の営業職に決まりそうです。

それはおめでとうございます!自分なりの準備や情報収集をして就職活動をしたと思いますが、例えば現代マネジメント学部の授業の中で、就職活動に活かせたと思う授業はありますか?

『キャリア設計』ですね。『キャリア設計』は、面接の練習をしたり、履歴書の書き方を教えてもらったり 就職活動をする上で必ず身に付けなくてはいけないことが学べるのですが、いろいろな業界の方が講師としてお話をしてくださる時間もあるんです。そのときに、ある社長さんに僕が質問してみたことがあるんですが答えてくださった内容がとても役立っています。

どんな質問をしたのですか?

よく就職活動の面接で「何か質問は?」と聞かれることがありますが、どんな質問をしたら面接官に好印象をもたれるのか?というものです。それに対してその社長さんは「自分だったら、これまでの成功体験を聞かれたら嬉しい」と言われ、なるほどなあと思い実際の面接でその質問をしてみました。
例えば、かつて営業職についていたという面接官の方からは「県で最下位だった店の営業成績をなんとか上げたいと思い、お客様目線の工夫をどんどん取り入れ、最終的には売上がトップになった」など、こちらとしてもとても勉強になるお話が聴けました。面接官の方の反応も良かったので、何度かその質問はしています。

「質問をする」というのは勇気がいることだと思いますが、授業でも就職活動でもそれがいい結果につながったということですね。

誠意があれば、聞いてはいけないことはないと思います。ある会社の面接では、「~歳でマイホームを建てたいのですが、営業職の場合、生涯年収はどれくらいですか」と聞いたこともあります。聞きたい理由もしっかりしていて下調べもできていれば、マイナスになることはない、というのも『キャリア設計』で身につけたことかもしれないですね。
『キャリア設計』で指導していただいた先生は、自分の目標とする人でゼミでも指導してもらっています。
面接で堂々と話せるようになったのも、その先生の影響が大きいですね。すごく感謝しています。

先生との出会いは大きいですよね。では『キャリア設計』以外で印象に残っている授業はありますか?

金森先生の『起業論』ですね。起業するにあたって必要な知識やノウハウを教えてもらえるのですが、 とても面白かったので、その時のノートは今でも持ち歩いて身の回りのことに取り入れるよう意識しています。

例えばどんな内容が面白かったんでしょうか。

会社がその業界の中で生き残っていくための戦略に 「レッドオーシャン戦略とブルーオーシャン戦略」というものがあります。今すでにある商品を、改良したり、安くしたり、個性を出す、などをして売り上げを上げて勝ち残っていくのがレッドオーシャン的な発想で、それとは対照的に全く新しい土俵で、誰も思いつかなかった発想で勝負するのがブルーオーシャンです。
小さなことですが自分がやっているコンビニのアルバイトで、例えばお客さんとたくさん話してその人達の好みを知り、喜ばれそうな商品を薦める、といった工夫をよくやっていますが、金森先生によると「ブルーかレッドかと言ったらそれはレッド」だそうです。 いい接客をすれば自然と他のコンビニから客が流れてくることもあり、少しでも他社から顧客を奪うことになるのかもしれないけど、決して新しい手法ではない。ブルーオーシャン戦略的な発想はこの場合、どんなことをすればいいのか・・・。
とそんな風に自分の身の回りの次元に落として、
ささやかな取り組みを楽しんでいます。

※「レッドオーシャン、ブルーオーシャン戦略」について、金森先生に解説していただきました。こちらをごらんください。→

この解説の中でも、「一個人もこのような発想を持ちながら仕事をしていかないと、会社の中で生きていけない」とおっしゃっていますね。

レッドオーシャン戦略にしても、ブルーオーシャン戦略にしても、結局は「自分にしかできないことをする」「自分の強みを発揮する」ということにつながると思います。それは今後社会に出たら必ず求められると思うので、ここで学んだことは卒業してからも忘れないようにしたいですね。

第二回 サークル活動から学んだこと

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